恋は雨上がりのように5話のネタバレ感想と考察。思わぬ形であきらに幸運が。

恋は雨上がりのように5話 橘あきら
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第5話
足を痛めてしまったあきらをあきらのかかりつけ医の元まで運んだ近藤。吉澤とあきらが恋人だと勘違いされていたことにあきらが強く否定。
散々な一日だったが、自宅で店長からの電話を受け、連絡先を得る。
恋は雨上がりのように5話 橘あきら

4話のおさらい

恋は雨上がりのように4話のネタバレ感想と考察。風のようにあきらが駆ける。しかし...
第4話3話のおさらい3話の詳細はこちらをクリック。新メンバー吉澤急行の待ち合わせ中の電車のアナウンスが流れるプラットフォーム。賑やかに世間話をしている女子学生の...
4話の詳細はこちらをクリック。

病院にて

あきらのかかりつけ医である諸星整骨院。

「先生。」

診察室内にいる白衣の男性に看護師が声をかける。

「急患です。あきらちゃん。」

「はい。」

振り向く先生。
恋は雨上がりのように5話 諸星

なんかイケメンだ。表情も。

そこには近藤に肩を借りたあきら。
恋は雨上がりのように5話 あきらと近藤

「あらら どうしたの? いろいろと気になる姿だけど…」目を点にしてあきらに問う諸星先生。

「バイト中少し走っちゃって…」淡々と話すあきら。
「右足首…痛めてしまいました。」

「わっ、私は店長の近藤です!」焦って質問する近藤。
「あ、あの、大丈夫でしょうか!? 骨折れてたりしてませんか!?」
恋は雨上がりのように5話 あきらと近藤

近藤らしい反応。

ただ、お預かりしている未成年のお子さんに怪我させてしまったとか大変なことになるからこの反応は無理もない。

落ち着いて、と近藤を諫める諸星先生。
「じゃ、そこに横になってね。」傍らの寝台に座るようあきらを誘導する。

「くつ下、自分で脱げる?」

はい、と無表情で返事するあきら。くつ下を下げていくと気づく。

(あっ。)

背後からじーっと心配そうな表情で見つめる近藤。

「……」

そんな近藤を下から覗き込むように見るあきらは、下げようとしたくつ下を戻す。

店長、と声をかけるあきら。「店戻らなくて大丈夫ですか?」

その頃、忙しい時間帯を迎えていたファミレスガーデン。

「あンの二人、一体どこ行ったのよ!!」

久保が必死の形相で両手いっぱいに料理を持っている。

すみませんと呼ぶ声。そして入店チャイムが何度も鳴っている。

混んでくる時間だな、と壁にかかっている時計を見て考える近藤。

「あ、でもどうしようか。」近藤があきらに言う。
「今日は店戻れないよね。」

あきらが今着ているのはファミレスの制服。

あきらの学校用の制服や荷物はガーデンにある。

近藤は、車で取りに行ってくるか、と独り言のように言ってから、あ、と何かを思い出す。

「吉澤くんに渡しとこうか?」

「え…なんで吉澤…」戸惑うあきら。

「だって吉澤くんって彼氏でショ?」ヒューヒューと笑顔で囃す近藤。

「ちがいますどうしてそうなるんですかッ」
物凄い勢いで否定するあきら。
恋は雨上がりのように5話 あきらと近藤と諸星

あきらにとってなんの興味の無い吉澤が、よりによって好きな男である近藤によって自分の彼氏扱いされているとは……。

あきらが可哀想すぎる。

地味に諸星先生のキラッと光る笑顔が面白い。さっきからコマに出て来る度に光ってる(笑)。


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あきらの予想外の反応に、あれ? と笑顔に力が無くなる近藤。
「なんだてっきり…」怒らないで、と意気消沈気味になる。

怒ってませんけど…、と焦り気味の表情で固まるあきら。
恋は雨上がりのように5話 あきらと近藤
「私、後で取りに戻ります。」ぱっと恥ずかしそうに顔を伏せるあきら。
「店長は今すぐ店に戻ってください。皆待ってます…」

「えっとー、」
さわやかな笑顔の諸星。
「解決したのかな?」

あきらに説得を受け入れ、診察室から出て行く近藤。

くつ下を脱いで寝台に足を投げ出すあきら。

「さっきごめんね。気づかなくって。」諸星がカルテに記入しながら謝る。
「足のキズ…あんまり他人に見せたくないよね。」軽い炎症だねと言う諸星。

「いえ、傷を隠したわけじゃなくて…」
恋は雨上がりのように5話 あきら

「?」一体何なのかわからない様子の諸星先生。

傷を隠したというより、おしゃれしてない足を近藤に見せたくないのかなと解釈。

どこまでもさわやかな諸星先生が面白い。

整骨院からガーデンに戻る

場面転換。ファミレスガーデン。

事務所の外から入るドアを開けるあきら。

あー、と大きなリアクションをするユイ。
「あきらちゃん大丈夫――!?」

「骨折?」と恐る恐る問い、松葉杖ついてる~と泣きそうなユイ。

「ただの炎症」と軽く答えるあきら。忙しい時にごめんと謝る。
恋は雨上がりのように5話 あきらとユイ
いたそぉ、と騒いでいるユイをよそにあきらは近藤のデスクを見る。近藤はいない。

「店長、今忙しいよね。」あいさつしたいけど…とユイに問うあきら。

今ちょっとムリかもと答えるユイ。

事務所から出るあきら。

どうやって帰るの? とあきらに問うユイ。

「バスと電車」

「一人で平気?」

大丈夫、迷惑かけてごめん、とあきら。

全然平気だよ~、とユイ。

気を付けてね、メールする、と事務所の入り口で手をふるユイ。

ありがとう、と答えて帰るあきら。

あきらは、照明に照らされる店内で、笑顔で働く近藤の姿を発見する。
恋は雨上がりのように5話 近藤恋は雨上がりのように5話 あきら

暗い駐車場に立ちすくみ、近藤の姿をじっと見ているあきら。

今日は一日色々お世話になったから思うところがあるんだろう。

より好きになっちゃったかな。

帰宅後、思いがけない電話

場面転換。橘家のマンション。

自室のベッドに横たわっているあきら。
恋は雨上がりのように5話 橘あきら

今日の足を痛めてからの近藤との一連やり取りを思い出している。

足首が痛くてしゃがみ込んでいるあきらに必死に話しかけて、手を伸ばしてくれる近藤。

言われるがままに手を伸ばし、近藤の肩に手を置く。近藤はあきらの腰に手を置いている。
恋は雨上がりのように5話 あきらと近藤

近藤に接近し、触れられたことを思い出し、頬を赤らめるあきら。

「……」
恋は雨上がりのように5話 あきら

なんかすごくセクシー。こんな表情をさせる近藤が羨ましいんだが。


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一方そのころガーデンではようやく忙しい時間帯を越えたところだった。

やっとすいてきた、と一息つく久保。

あきらを心配するユイ。

「足どのくらいで治るんだろ――」

元気のないユイの様子を見て、皿洗いをしている吉澤がこっそり抜け出しスマホを操作する。

あきらの携帯が鳴る。ディスプレイには知らない番号。
恋は雨上がりのように5話 あきら
電話に出ると、相手は近藤だった。

「ガーデンの近藤です。橘さん?」

「あ…お疲れ様です…!」思いがけない電話に戸惑い気味のあきら。

「足、どう?」

「あ…」

吉澤から昔足を怪我していたことを聞いたと前置きし、謝罪する近藤。足が治り次第シフトを組むという。

「何かあったら連絡してね。これ、俺のケータイ番号。」
恋は雨上がりのように5話 あきら

お大事に、とお決まりの結びの言葉を言って切れる電話。

あきらはスマホを操作して近藤の番号を「店長」の名前で登録する。

一瞬頬を染め、ばふっ、とベッドに倒れ込むあきら。
恋は雨上がりのように5話 あきら

一方ガーデン。がっくりと頭を垂れる吉澤。
吉澤はあきらの番号を知らなかった。

連絡先をゲットしたあきら。嬉しいだろうな。

時間経過。あきらの部屋をノックしてドアを開ける母。
外科でレントゲンをとるようにあきらに言う。

んー、と返事するあきら。

桂整形外科。

2週間ほどで回復するが、以前のケガのこともあるし、念のために撮っておこうとレントゲン室へ。

レントゲン室。技師のお姉さんに言われるまま寝台に足を乗せる。

あら、とあきらの足を見て技師の表情が輝く。
「かわいい色ねえ。」フフフと笑う。
「自分でやったの?」

「ハイじゃあ撮りまーす。動かないでねー。」

頬が染まるあきら。

爪に塗られたピンクのペディキュア。

心も体もばら色に染まる――

『心も体もばら色に染まる』はあきらの今の心情を端的に表現してるよなぁと思う。

これなら近藤に見せられるね。

以上、恋は雨上がりのように5話のネタバレ感想と考察でした。

恋は雨上がりのように6話のネタバレ感想と考察の詳細は以下をクリック。

恋は雨上がりのように6話のネタバレ感想と考察。あきらがまさかの告白。
第6話ケガでバイトにもいけず暇なあきらはコンビニにでも行こうと外出する。そのあきらの行く先には、道に迷っている様子の近藤がいた。二人は近場のファミレスに行き、...

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