第81話
第80話のおさらい
雪の降る元日、傘を差し人気のない道路で近藤とあきらは向かい合う。
もう走らないの? と近藤から問われ、あきらは一瞬驚く。
あきらは何も言わず踵を返し、近藤のアパートへ歩いていく。
二人は近藤のアパートの敷地に置かれた車の前に到着する。
近藤は車で家まで送っていくとあきらに告げるが、あきらはその近藤の言葉を聞かずに車から離れていく。
近藤を無視し、雪を弄ぶあきら。
運転席のハンドルに両腕を載せながら、近藤はその姿をじっと見つめているが、あきらは一向に車に近寄る気配が無い。
近藤の背後、後部座席には包装されたプレゼントがある。
あきらはコートのポケットからおみくじを取り出して内容を読む。
花も咲けば散り月も満ち欠ける
人生は巻き戻せず今この瞬間も時を刻み続ける
あきらの元に、車から降りてきた近藤やってくる。
車に乗れと告げるが、あきらは目を険しくしてそれをはっきりと拒絶する。
寒いのでとりあえず車に、という近藤に、あきらは食い気味に「嫌です」と拒絶の意思を示し、駄々っ子の様に繰り返す。
ついには、帰りたく無い、と勢いに任せて自分の真の要求を突きつけるあきら。
あきらはゆっくりと近藤の顔に視線を移していく。
近藤は一切狼狽えた様子は見せない。
そして、毅然とした表情であきらを見据える。
「あの部屋に戻っても、これ以上俺が橘さんにできることは何もないよ。」
やんわりと拒否され、あきらは、どうしてそんなこと言うのかと食い下がる。
近藤は冷静な態度を保ったまま、あきらに自分の部屋には小説しかないのだと諭すように告げる。
そして、あきらにも自分にとっての小説と同様の存在があるのではないかと問う。
雪の降りしきる中、一滴の雨が落ちていく。
その雫はあきらの差している傘に当たる。
目から涙が一筋流し、あきらは近藤に答える。
「走りたい…!」
あきらの本音の吐露と時を同じくして、雪は雨に変わっていた。
降り注ぐ雨は二人の傘を打ち鳴らすのだった。
前回80話の詳細は以下をクリックしてくださいね。
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第81話
羅生門
強い雨の降る中、助手席にあきらを乗せて近藤が車を走らせる。
近藤は、すっかり暗くなっちまっちゃったなァ、と呟く。
その言葉に反応せず、俯いたままのあきら。
赤信号に引っかかり、停止させた車内にワイパー音と雨の音が響く。
近藤は黙ってフロントガラス越しに雨を眺めていたかと思うと、ふと口を開く。
「ある日の暮方の事である。一人の下人が、羅生門の下で雨やみを待っていた。」
「『羅生門』…」
あきらは近藤の横顔を見つめる。
近藤は前を向いたまま、あきらが去年の夏に取り組んでいた『羅生門』の最後の質問を何と記述したのかと問いかける。
あきらは少し考えて、答える。
――下人の勇気が、今後の彼の人生にプラスに働けばいいなぁと思います。
「――…です。」
ぽつりと答えるあきら。
「げっ」
突如近藤が奇声を上げる。
えっ、と反応し、あきらは再び近藤を見つめる。
近藤は、目の前で長々と繋がる車列――渋滞に対して悲鳴を上げていた。
事故でもあったのかな、と呟く。
同じく渋滞に視線を投じたあきらに、近藤が声をかける。
「いい答えだね。」
あきらは近藤を見つめる。
しかし近藤は前を向いたまま、勇気か…、と独り言のように口にした後、続ける。
「俺には結局勇気がなかったんだな。文学を捨てる、勇気が…」
あきらは近藤の横顔をじっと見つたまま、暫くの沈黙の後に近藤に問いかける。
「………捨てなかった勇気じゃないんですか?」
雨の音が響く。
「橘さんのそういうところ、僕は好きだよ。」
近藤は前を向いたまま、さらっと答える。
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忘れない
あきらはびっくりしたように目を見開いたあと、頬を赤くして近藤から目を逸らす。
「きょ、今日の店長、なんか変ですっ!」
内心では、また近藤が『僕』と言った事が気になって仕方ない様子のあきら。
近藤はそんなあきらの雰囲気を感じて微笑を浮かべるが、視線はあくまで前を向いたまま。
再び沈黙。渋滞で停車している車の中に、雨の音だけが響く。
「…今日のこと、俺きっと一生忘れないんだろうな。」
自然に流れ出るように近藤の口から出た言葉。
それに反応したあきらが、近藤に視線を投じる。
お、ちょっと進んだ、と誰にともなく呟く近藤。
あきらは、近藤に必死に寄り添うように言葉を紡ぐ。
「あたしも…あたしも忘れません!」
え? と近藤があきらを横目で一瞬見つめた後。
「いや~~~ 橘さんは忘れるよ~~~」
ハハハ、と笑い混じりに答える。
「忘れません!」
ムキになってあきらが近藤に食って掛かるように繰り返す。
「絶対絶対忘れませんッ!!」
忘れる忘れる、とさらっと揶揄うように返す近藤。
忘れません! と必死なあきら。
いやいや、と近藤は再び否定する。
「店長こそデジャブのこと忘れてたじゃないですか!」
「デ、デジャ…?」
あきらの言葉に、近藤はピンと来ていない。
近藤との言葉のやりとりにムキになり、少し興奮した様子で、フンッ、と鼻から息を吐くあきら。
「いいんだよ。」
近藤が優しく語り掛ける。
「橘さんは忘れたっていいんだ。」
微笑みながら運転に集中している近藤を、あきらは驚いた様に見つめる。
「今日の店長、やっぱり変です。」
そんなあきらの言葉に近藤は何も答えずにニコニコ笑うのみ。
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プレゼント
車は、あきらのマンションに辿り着く。
「いやぁ、時間かかちゃってゴメンね。」
傘を差して歩道に上がったあきらに、近藤は運転席から言葉をかける。
あきらは、こちらこそすみません。帰り道気をつけてください、と返す。
「あっ! ちょっと待って」
近藤は後部座席を探る。
「渡したいものが…」
不思議そうに近藤の行動を見つめているあきら。
近藤は、プレゼント包装された傘をあきらに手渡す。
「折りたたみガサ?」
受けとったあきらが呟く。
近藤は、勇斗のかけっこ指南のお礼、と説明する。
「趣味に合うかわからないけど…橘さんに似合うと思って。」
「ありがとうございます…!」
あきらは手元のプレゼントを見つめ、顔を輝かせる。
「じゃ、じゃあ店長!」
顔を赤くし、あきらは近藤に呼びかける。
「またガーデンでっ!」
近藤は微笑を浮かべて運転席からあきらを見つめながら口を開く。
雨音が響く。
あきらはじっと近藤を見つめ、その言葉を聞いている。
車がゆっくりと動き出す。
それを見送るあきら。
雨音だけが残る。
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出会い
回想。
「う~~~ん。」
ガーデンの事務所で、近藤が左手でページを開いた「今すぐできる手品」を持ち、右手をグーパーさせている。
「おっかしいなァ。昨日はできたんだけどな…」
突然開くドア。
いつまで休憩してるんです、と久保が事務所に入ってくる。
ハイッ!!、と本を閉じる近藤。
「あ、久保さん久保さん!」
握った右手を不自然に顔の前に上げたまま、久保ににこやかに近づいていく近藤。
久保は、なんです? と怪訝そうな表情を向ける。
「…あ、なんでもない…です…すんません……」
近藤は久保を見つめたまま、右手を下ろす。
(ま、こんなことができたところで何がどうって訳でもなし。)
右手をぶらぶらさせ、自分に言い聞かせる近藤に久保が問いかける。
「それより店長、まだ新しいバイト決まらないんです?」
あ、うん、とヘラヘラ笑い、近藤は右手をポケットに入れる。
「飲食って不人気なのかなァ~~」
久保と共に事務所を出ていた近藤は、店内で窓際の席に座り、降り続く雨を見ているあきらに気付く。
「あそこの卓、まだ食事出てないの?」
久保は、とっくに食べ終わり、皿も下げた。そして追加注文も無しと答える。
「雨やどりしてるんでしょ。」
急に降ってきたものね、と付け加える。
あきらをじっと見つめる近藤。
あきらは頬杖をついたまま、窓の外をぼーっと眺めている。
そこに、近藤にコーヒーが差し出さす。
あきらは頬杖を解き、目の前で湯気を立てているコーヒーを驚いた様子で見つめる。
「あの、あたしコレ頼んでませんけど…」
「サービスです。」
ニコっと笑いながら近藤が答える。
「ただ雨がやむのを待ってるだけじゃつまらないでしょう。」
あきらはそんな近藤を見つめた後、再びコーヒーに目を投じる。
「あ…りがとうございます。」
「……」
近藤は、コーヒーを見つめたまま手をつけようとしないあきらをじっと見つめる。
「あッ!」
何かに気付く近藤。
「もしかしてブラック苦手!?」
「えーとさっきのが…」
ポケットの中をごそごそ探りながら、近藤はコーヒーを浮かない表情で見つめているあきらに気付く。
「……」
近藤は何かを思いつき、す、とあきらの前に右手を伸ばす。
そして、ぐっ、と拳を握り、ぱっと開くと掌にコーヒーミルクが現れる。
(成功した…!)
内心ドキドキしながら、手品の成功を喜ぶ近藤。
あきらは近藤の手品に素直に驚いている。
そんなあきらを見て、近藤はくす、と笑う。
「きっと、すぐやみますよ。」
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雨やどり
橘家のマンション。
玄関のカギを開け、家に入って来るあきらに気付いた母が玄関に顔を出す。
「あきら!」
母は慌てた様子であきらに、メッセも返さずどこに行っていたのか、はるかの家に電話しようと思っていたと矢継ぎ早に声をかける。
あきらは、背を向けたまま母の言葉に対して何も答えない。
「あきら!」
心配していたのが伝わってくる母の声に、ようやくあきらが笑顔で振り向く。
「雨やどりしてただけだよ。もう大丈夫。」
感想
あまやどり
最後のあきらの笑顔に、どこか寂しさを感じたのは気のせいだろうか。
近藤との別れ際、交わした最後の言葉が原因なのかなぁ。雨音にかきけされた言葉が気になる。
あの時、近藤はあきらに何て声をかけたんだろう。
「あまやどりしてただけだよ。もう大丈夫。」
この言葉はあきら自身、近藤への恋はもう諦めたことを感じさせる。
直前まで、またガーデンで、と近藤に声をかけ、恋に前向きな姿勢を見せていただけに、あきらのこの変化は明らかに最後の近藤の言葉が原因だと思うんだけど……。
ひょっとしたら別れたみどりと再婚するとかかな。
勇斗が事故に遭ったという知らせを受けて向かった病院で顔を合わせた時も、別に仲が悪い感じはしなかったし。
とにかくこれで、近藤とあきらの関係は終わりなのだろう。
美しい終わりで良かったと思う。これで良かったんだよ。
まだ最終回があるけど、この流れでまさか二人がくっつく事は無いでしょう。
当初から二人の恋の終わりはこれで確定していたんだろうな。
近藤の余裕のある態度こそ、眉月先生の描きたかった大人の男なのではないか。
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アニメ第8話とのリンク
ちょうどアニメの最新第8話で、原作21話の芥川の羅生門に関しての話が収録された。
原作通りならば、あきらと近藤の羅生門に関するやりとりは本来はもっと早い回で収録されたであろう話だ。
しかし、わざわざタイミングをずらしたのは、アニメスタッフが原作81話で羅生門に関するやり取りがあるという事が分かった上でなのかと思ってしまうほど絶妙なタイミングだと感じた。
アニメ8話の配信の後、最新話の81話。不思議な同調を感じる。
そして、アニメ8話で下人のとった行動に関してあきらの感想に新たに付け足された一言。
(続きが読みたいとも思いました。)
やはり、これは読者の代弁ではないかと思ってしまうなぁ。
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どこまでも大人な近藤
前回80話から、近藤は大人の余裕を感じさせるようになっていると思う。
これまで、あきらの好意にタジタジだったにも関わらず、今はもうそんな姿は見せない。
それどころかあきらに向かって、そういうところが好きだと臆さず伝え、さらにはあきらを揶揄う余裕すらある。
しかし、車の中で近藤が言った、「今日のこと、俺きっと一生忘れないんだろうな」という言葉が今回の話で一番心に残ったなぁ。
読んでいて、いよいよ物語の終わりを実感した。寂しいね。
途中で出てきた回想は、近藤のものだろう。
あきらは”デジャブのこと忘れてたじゃないですか”と指摘したが、近藤は覚えていた。もしくは思い出した。
デジャブ、というのは一巻の第6話で、ケガをしたあきらの元を訪ねた近藤があきらと一緒に入ったファミレスで何気なく言った言葉。
窓際の席に座るあきら元にドリンクを持っていく際、ガーデンであきらにコーヒーを差し出した時の経験と被り、追体験しているような心境になった近藤がデジャブと口走った。
あきらにとっては、近藤を好きになったきっかけの一つとなるとても重要なエピソードだが、これまで、近藤がそう思っているかどうかはあきらにも読者にも分からなかった。
あきらは近藤が忘れていたと思い、今回、それを指摘したわけだが、実は近藤はきちんと覚えていた。
最後になり、あきらにとって大切な思い出に関して、近藤との温度差が埋まった。
近藤の事を一心に思い続けたあきらの為にもそう解釈したい。
最終回はどうなる
予想というよりも希望になってしまうけど、最終回は明るいものであって欲しいな。
あきらが陸上の最後の大会に出て、みずきと勝負して勝利するとか、近藤が書き上げた小説が賞に引っかかるとか、目に見える結果が出るというのもいいけど、少なくとも二人が出会う前よりも幸せに生きていくという、希望が感じられる終わり方ならいいな。
以上、恋は雨上がりのように第81話のネタバレを含む感想と考察でした。
82話(最終話)に続きます。
いつも楽しく拝見しています。
タイトル回収とありますが、恋は雨上がりのようにというタイトルは回収していないかと思います…
雨やどりのように、と書いてあったので文章ミスかな?と思いますが気になったのでコメントさせていただきました。
指摘ありがとうございます!
なんで勘違いしてたんだろう。恥ずかしい。
修正しました。
最終回に向けて、胸が締め付けられる感じです。店長は大人ですよね。最後の別れに何を話したんだろう?
あきらの手紙の中身は?最終回は雨上がりのように爽やかな読書感を期待します。
本当に近藤の最後の言葉、何だったんでしょうね。
それに、確かにあきらの手紙もまだ内容が分かりませんでしたね。
そもそもまだ近藤は読んでいなかったはず。
最終回でそれらが明かされるのかな。期待して待ちます。
こんにちは。初めてコメントします。
車中のあきらの表情を見ると、やはり涙を流してからそんなに間もないというのが分かります。
店長がその場面にあきらにどんな言葉をかけたのかは分かりませんが、その後の会話の内容からしてそんなに深刻な内容ではなく、「また走ればいいんだよ。」とか「また走りなよ。」とか、あきらの背中を押す言葉だったら良いなと思ってます。
だからこそあの車中の会話だったんじゃないかと。
この二人が悲しい別れになっているとは思いません。
一度好きになった人の事はそう簡単に忘れませんし、また忘れようとも思わない。
あきら気持ちになってみれば、たとえ陸上に戻って一時離れたとしても、店長への気持ちは変わらず持ち続けるのではないかと。
しがらみが無くなった何年後かに二人と勇斗君の仲の良い3ショットでの写真があったらなんて個人的には思います。
コメントありがとうございます!
あきらの元気の無い様子から、確かに泣いて間もないでしょうね。
>「また走ればいいんだよ。」とか「また走りなよ。」とか、あきらの背中を押す言葉だったら良いなと思ってます。
自然ですね。近藤らしい言葉だと思います。
別れを告げるというより、今は、今しか出来ない陸上を頑張れという方が近藤らしいですね。
>あきら気持ちになってみれば、たとえ陸上に戻って一時離れたとしても、店長への気持ちは変わらず持ち続けるのではないかと。
そうですね。
確かに、本当に心から好きになった人と今はくっつけないのが分かっても割り切るなんて出来ないでしょう。
glideさんの言う、待ち続けるという道も普通にあり得ると思います。
というか、その様子が容易に思い浮かびます。
少なくとも、あきらが近藤以外の人と恋愛をしている未来は思い浮かばないですね……。
近藤とあきらがくっつくのは良いのですが、それによって生じる周囲との軋轢を考えると臆病になってしまう自分がいるんです。
でも、じゃあそれを避ける為にお互い好きなのにくっつかないというのもバカらしいと思っています。
自分は結婚はしてませんが、今後仮に結婚して娘が生まれて、あきらのような恋愛をした際にどう考えるかと考えてしまいがちですね。
多分、あまり好意的な反応は出来ないだろうなと思います……。
先々の事を考えると心配になってしまって。
だから近藤の大人な振る舞いに、あきらには申し訳ないと思いつつも安心感を覚えているのかなと自己分析しています。
でも娘が選んだ人が近藤のように常識人で、娘も彼に対して本気だと知った場合、多分許可はすると思います。
結局、娘の人生は娘のものですから……。
>しがらみが無くなった何年後かに二人と勇斗君の仲の良い3ショットでの写真があったらなんて個人的には思います。
それ良いですね!
男女としてくっついたとかくっつかないとかはとりあえず置いておいて、仲良くあって欲しいというのはすごく分かります。
第1話を読んで、あきらと近藤が人と人としてとても良い組み合わせだと思ったからここまでチェックし続けてきたわけで。
爽やかなラストを期待してます。
こんにちは、初めて投稿させていただきます。
いつも楽しくこのサイトを拝見させていただいています。偶然アニメの一話に出会ってからどハマりして九巻まで大人買いした一歳の娘を持つおじさんですが、娘にはあきらのような素敵な恋を重ねられる女性になってほしいと願っています。
さて、恋雨ですが、いよいよあと一回ですね。本当に寂しくなります。
店長の別れ際の言葉を勝手に想像しながら盛り上がっていますが、「もう、雨はあがったよ。いつかのツバメのように、君も飛び立つときがきたんだ」とそんなことを言ったのではないでしょうか。ラストのあきらの「雨やどりしてただけ」という言葉にもつながりますし、これまでの物語の伏線描写やタイトルにもつながる気がします。
個人的にこんな健気な二人には、周囲のしがらみに囚われず、恋を成就してほしいと思いますが、この恋をキッカケとして、立ち止まっていた二人の時間が動き出して、それぞれの道を前に進むことができたら、それはそれで美しいと思います。恋の行方に関わらず、二人には笑顔でラストを迎えてほしいですね。
泣いても笑ってもあと一回…二週間は長いですが、楽しみに待ちたいと思います。乱筆乱文失礼しました。サイト運営頑張ってくださいね!
改めて読み直すと、作者の伏線の張り方に感心します。雨の情景だけでなく、羅生門の追試の答えが気持ちを伝えるきっかけになったり、『俺』と『僕』の使い分けだったり4巻の盛上り以降淡々と進んでいたエピソードが最後に重要な意味を持つというストーリーづくり。
でも店長の前妻が、マフラーをプレゼントしたときのこと『忘れちゃった』と言ってましたが、そうなら店長の『忘れてもいいんだよ』というのは悲しいですね。男は【別名保存】、女は【上書き保存】と言いますから…。
羅生門や俺・僕の使い分けに関しては、きっと連載開始当初から考えていた部分なのでしょうね。
そうじゃなかったらそれもまたすごい。
本心を話す時が「僕」になると考えると、81話での使い方はあきらにとって嬉しいでしょう。
「橘さんのそういうところ、僕は好きだよ。」
ただ、このセリフをごく自然にさらっと言えたのは、この後の別れ際を考えると”もう最後だと思ったからなのか?”と思ってしまって辛くなるんですよ……。
近藤の前妻のみどりさんですね。
”忘れちゃった”というセリフは、マフラーを渡した相手が別れた夫(近藤)だったから言った嘘だと思いますが、本心から嫌いだったらそもそもマフラーを編む行為自体に良いイメージが無いわけで、この話題を自ら持ち出したみどりは近藤の事が嫌いというわけではないと思います。
>男は【別名保存】、女は【上書き保存】と言いますから
聞きますね。仮に近藤がその言葉を知っていたら、それでいい、と思っていたのではないでしょうか。
しかし同時に本心では”あきらは忘れないだろう”と信じてる部分があるとも思うんですよね。
近藤があきらと関わって来た日々で得た物は大きかった。
それに、そもそもあきらが、近藤と共有してきた時間を忘れるはずがありません。
社会人になって近藤との記憶に靄がかかっても、むしろそうなることでさらに美しい思い出としてあきらの内に残り続けるのではないでしょうか。
素敵な台詞ですね。ビッタリだと思います。
最終回では実際どういう言葉だったか明かされるのでしょうか。
楽しみですね!
ごっちさん、コメントありがとうございます!
アニメから原作に入られたんですね! 恋雨フォロワーの増加が嬉しいです。
1歳の娘さんがいらっしゃるんですね!
さぞやかわいいんでしょうね~。これからさらにかわいさは倍々で増していくでしょうし、羨ましい限りです。
恋雨フォロワーの男性はあきらの事をめちゃくちゃ大事に想っているような人ばかりだと思うので、そんなごっちさんに育てられる娘さんはきっと素敵な女性になってくれる事と思います。
>「もう、雨はあがったよ。いつかのツバメのように、君も飛び立つときがきたんだ」とそんなことを言ったのではないでしょうか。ラストのあきらの「雨やどりしてただけ」という言葉にもつながりますし、これまでの物語の伏線描写やタイトルにもつながる気がします。
大人の余裕を見せてくれるようになった最近の近藤であれば、そんな洒落たセリフを言ってくれそうですね。
元々、小説を書くから比喩はお手の物でしょうし。
確かにそうなるとあきらのラストの表情やセリフに繋がりますね!
>個人的にこんな健気な二人には、周囲のしがらみに囚われず、恋を成就してほしいと思いますが、この恋をキッカケとして、立ち止まっていた二人の時間が動き出して、それぞれの道を前に進むことができたら、それはそれで美しいと思います。恋の行方に関わらず、二人には笑顔でラストを迎えてほしいですね。
こっちさんの心境、すごく共感出来ます。
ハッピーエンドだと感じられればそれが一番です。そして多分そうなってくれるはずと信じてます。
コメント頂ける方は大概、自分よりもきちんと考察されているので、最近は自分の記事に恥ずかしさばかり感じていたのですが、最近はそれも一周回って訪問者の皆さんからありがたく教えを乞う心境になってます(笑)。
普段、漫画について語り合う相手がいない環境で生きているので、色々な人の見解を聞けてこのサイトを細々と続けてきた甲斐がありました。
自分の勘違いや間違いも結構正してもらえましたし、本当に良かったです。
見に来て頂いてありがとうございます。
また、暇があって、思い出した時にでも見に来て頂ければと思います。
近藤の言葉は、glideさんのいうように走ることを奨めたんだと思います。そしてあきらは走ることを前提としてもう大丈夫と言ったのだと思います。そうするとガーデンも辞めるように言ったんじゃないかな。雨宿りは終わりとかいって。きっと最後は6月21日のあきらの誕生日に開催される陸上大会で走って終わるという感じかな。あきらの性格からして、なんとなく陸上と恋愛の両立は成り立たなさそうだし、近藤も小説と恋愛の両立は無理なんじゃないかな。
kiyomarさんコメントありがとうございます!
近藤があきらを励ましたという説ですね。
雨宿りは終わり、か……。格好良い。
>きっと最後は6月21日のあきらの誕生日に開催される陸上大会で走って終わるという感じかな。
あー! と声が出ました。
なるほど。あきらの誕生日と夏の大会の時期、重なるっぽいですね。
個人的には近藤だけじゃなく、ガーデンの従業員で、その日来れるメンバー皆で観客として応援に行く絵とか見たいです。
皆集まると最終回っぽいさが増しますし。
>あきらの性格からして、なんとなく陸上と恋愛の両立は成り立たなさそうだし、近藤も小説と恋愛の両立は無理なんじゃないかな。
あきらはひたむきっぽいですしね。
加瀬が、陸上が駄目になったから近藤との恋に夢中なんだ、とあきらを挑発しましたけど、決して的外れでもないと思います。
リアルなら、一段落した恋は間が空くと冷静になるように思います。
あきらの場合は忘れるのではなく、心の中で大切な思い出となっていくんじゃないかな。
陸上を終えた後、近藤と友人関係になる……というのは、ちょっと自分の数少ない恋愛経験から培った浅い恋愛観からは、果たしてそれが可能なのかどうか分かりかねる所です(笑)。
近藤に関しては、小説でちょっと良い賞に引っかかるとか、恋愛方面以外での希望を見せて欲しいなぁと思います。
最終回は別れの3年後から始まります。
最後の日、近藤が言った言葉は
もうガーデンの店長を辞めて
勇気のない自分を貫いてみると言う。
小説家を目指して近藤は歩き出します。
あきらはその覚悟を感じ、
自分も陸上に復帰します。
3年の月日は二人を成長させます。
もうあの時の迷いのない二人になって
思い出のガーデンで再会します。
しのぶさん、コメントありがとうございます!
時間が経過するのも最終回の王道ですね。
3年も会わずにそれぞれの道で頑張って、その上で再会したらどうなるのかな……。
81話であきらと近藤の別れ際は決して晴れやかなものではなかったので、笑顔で再会して終了というのも良いかもしれませんね。
こんにちは
初めて投稿します。
車中のやり取りで あとプレゼント。
また、あきらが
店長を惚れ直したんですかね?
だからまた ガーデンで
と言ったのかな?
陸上より店長に揺れ動いたのかな?
でも店長は
橘さんはもう 雨宿りの場所は
ガーデンじゃ無いんだよ
または 雨宿りは終わったんだよ。
と言ったのかな。
店長とあきらは
他の人が見たら親子に見えるけど
お似合いのカップルだと思います。
あきらは店長以外 合う人がいない!(笑)
数年後
大人になったあきらと
幸せになってほしいです。
だって店長と付き合いたいから
頑張っていろいろ
アプローチしたんだから(泣)
kazさん、コメントありがとうございます!
好きな相手が、自分の為に何かやってくれるんですからそれだけで嬉しいし惚れ直しますよね。
”またガーデンで”というのは次の出勤まで間が空くため、ただの挨拶なのではないかと感じてました。
しかし、再アプローチを諦めていないあきらの前向きな気持ちの表れのようにも思いました。
走りたい、と言ったものの、ガーデンを辞める気は無かったから出た言葉ではないでしょうか。
>橘さんはもう 雨宿りの場所はガーデンじゃ無いんだよ または 雨宿りは終わったんだよ。と言ったのかな。
直前までの少しテンション高めのあきらが、近藤から何かを言われてから自宅に帰って母に言った言葉が”雨宿り~”でしたから、それが有力でしょうね。
ガーデンに勤めながら陸上は無理でしょうから、恐らくは比喩的な表現を用いてあきらにガーデン退職を促したのでしょう…。
>他の人が見たら親子に見えるけどお似合いのカップルだと思います。あきらは店長以外 合う人がいない!(笑)
そうなんですよね。近藤以外の男と付き合うところが想像できません……。
>大人になったあきらと幸せになってほしいです。だって店長と付き合いたいから頑張っていろいろアプローチしたんだから(泣)
大人になってもあきらが近藤一筋だったなら、さすがに報われないと可哀想ですよね。
最終回は月日が流れたところにから始まる説に同感です。それが数ヵ月後なのか数年後なのかは、今週ずーっと考えてます。数年後ならば店長が小説で賞を手にしているかもしれないかなぁ…。数ヵ月後と思うのは、あきらの誕生日が6月21日という台詞があったから。この作者の最後の伏線に思えてモヤモヤしています。19日までがホントに長いですね。
>最終回は月日が流れたところにから始まる説に同感です。
最終回のパターンとしては王道の一つですよね。
奇をてらうような作者でもなければ作品でもないので、美しい終わりであることを願うのみです。
確かに、「6月21日」は絡めてきそうですよね。
そういえば誕生日と言えば近藤は1月15日なんです。
仮にあきらが、元旦を境に近藤に会わず陸上に集中すると決心していたなら、1月15日をスルーする事になるのかもしれない思うとちょっと可哀想ですね。
でも、次に会う時までに近藤が寝る間も惜しんで書いた小説が、何らかの賞に引っかかっているなんて事になったら嬉しいなぁ。
誰かの苦労や執念が報われたのを目の当たりにすると嬉しいですよね。
19日まで長いですが、色々展開を予想、妄想する楽しみが続くと前向きに捉えたいと思います(笑)。
こんにちは。こちらのサイトは以前からときどき眺めていたのですが、初めて発言します。
他でも言いましたが、店長の例のセリフは「さよなら」だと思っています。
それを聞いたときのあきらの表情。別れ際の描写とそのとき降っている雨。あきらが帰宅したときの雰囲気。傘から落ちる雫は涙の隠喩に見えます。
そして、「雨やどりしてただけだよ。もう大丈夫」という言葉は、自身に向けたもの。
そのときのあきらの表情は、憂いのある微笑みですよね。あと、傘の抱き方とか。
葛藤はあっても、それを乗り越えようとしている意思を感じます。
その描写に相応しい言葉は「さよなら」しかない気がするのですが…
k-oniisanさん、コメントありがとうございます!
やはり、さよなら、ですよね……。
ガーデン辞めないと陸上に専念できませんし、でもあきらは走りたいと言ったにも関わらずガーデンに来る気満々でした。
近藤が自ら切り出さないといけないと感じていたのかな。
あきらの事を好きだと自覚していただけに辛いでしょうね。
>別れ際の描写とそのとき降っている雨。あきらが帰宅したときの雰囲気。傘から落ちる雫は涙の隠喩に見えます。
>そして、「雨やどりしてただけだよ。もう大丈夫」という言葉は、自身に向けたもの。
>そのときのあきらの表情は、憂いのある微笑みですよね。あと、傘の抱き方とか。
>葛藤はあっても、それを乗り越えようとしている意思を感じます。
>その描写に相応しい言葉は「さよなら」しかない気がするのですが…
k-oniisanさんの極めて明晰な考察。
最高です。ありがとうございます!
同時に、眉月先生の描写は本当に良く練られているんだなと改めて感じました。
ますます最終回が楽しみになりました。
今まで2人は雨の日に会う日が
多いので
あくまでも自分の意見ですけど
数年後でもいつでも良いので
雨上がりの綺麗に澄み渡った
青空で再開して
抱き合って
幸せになってほしいですね。
確かに、近藤も言ってましたが二人が会う時は雨が多かった。
だからこそ青空の下での再会、そして互いに抱き合ってラスト、というのも良いですね。
もし仮に近藤の予感通り、もうあきらと近藤が会わなくても、どういう形であろうがラストは2人が今後幸せに生きていくと読者が感じられるような締め方をして欲しいところです。
ちょっと蛇足です。作者の母校がモデルになっている高校と仮定すると、サッカー部の山本先輩というのは、作者の2学年上にいた向井理ということになるのかな。まぁあくまでも仮定の話しですが。
え~~~~!!!
向井理が先輩にいたんですか!
確かに検索してみたら出身高校が氷取沢高校っぽい……。マジか……。
山本先輩のモデルだとしてもおかしくない、というかそのものでしょうね。
確かに眉月先生と歳が近いですし。
作中でも”地域で有名なイケメン”だという話ですから向井理なら全然有り得ますね。
面白い情報ありがとうございます!
「さよなら」もしくは「もう雨やどりしなくていいんだよ」とかそんな感じの台詞かと思ったのですが、やはりさよならの方が相応しいような気はします。
最終回、あきらはどうなるのか、店長は? そしてふたりの関係は?
あきらについては例外なく意見は一致してるはずです。無論、陸上復帰。店長の去就については、小説を完成させる(それが評価される)、みどりと復縁という予想が多いようです。後者は劣勢ですが。そして、ふたりの関係については、未来の再会と離別のふたつに割れているようですね。
ぼくは離別だと思っています。実際に描かれた様々なことが、それを示唆しているようにしか見えないからです。81話だけでも、一生忘れないとか忘れてもいいんだとか、物語においては別れを前提にしたセリフですよねこれ。だから即くっつくのではなく、未来の再会という発想が出てくるのだと思います。(陸上やってる間は会えなくなるからというのは当然ですが)でも、未来の再会を示唆する記述ってちょっと見当たらないのですが…
よくできた推理小説と同じで、”謎解き”の材料は既に全部提示されている筈です。それを繋げれいいだけで、希望的観測のようなものは不要だと思っています。
仮に「さよなら」とあきらを突き放したとしたら、それも近藤なりの優しさだと思います。
あまりネット上の他の方の意見はチェックしてなかったのですが、やはり近藤とみどりの復縁説もあるんですね。
勇斗のケガにより病院で再会した際には、互いに嫌っているようには見えなかったですからね。
個人的には小説が何らかの評価を受けて欲しいところです。復縁は無くても良いかな、と思います。
そして、やはりあきらと近藤の未来に関しては再開or離別で分かれますか……。
>ぼくは離別だと思っています。実際に描かれた様々なことが、それを示唆しているようにしか見えないからです。
再会せずに終わっても、お互い出会う前よりも既に良い影響を与えあっているのでキレイな終わり方ではあるんですよね。
>よくできた推理小説と同じで、”謎解き”の材料は既に全部提示されている筈です。それを繋げれいいだけで、希望的観測のようなものは不要だと思っています。
なるほど。透徹した姿勢ですね!
k-oniisanさんの仰る通り、確かにこれまでの描写から二人の再会のフラグっぽい描写は見当たりませんね……。
それでも、これまで二人の微笑ましい関係性を見てきた読者として、どの時点でも良いので再会を期待したいという人達の気持ちも良く分かるんですよね~! まさに希望的観測ですね。
ただ、あれこれ考えたり期待するのは楽しいです。
自分は、どういう形での最終回であれ、爽やかな読後感は期待出来ると思っています。
最終回まで色々妄想を楽しみます(笑)。
あと、多分最終回でも加瀬だけスッキリしないのではないかと思うので、加瀬の外伝を描いて欲しいなぁと思ってます。
作者のインタビューからこの物語の元ネタでは、国語の教師と女子生徒の物語が基本になっているとのことなので、最後は近藤があきらの誕生日に自費出版した小説を渡すのかな。内容は、今回の近藤とあきらのこと、ただし近藤が76話で想像しているように高校生に戻っているか、国語の教師になっており、近藤の視点で描かれている。そしてキーになるのは17歳、羅生門、図書館かな。そこに雨が降ると雨宿りにあきらがくる。そしていつしか雨がやんで羅生門の下人のようにそこを去っていくまでのストーリーみたいな。勝手な想像ですけどね、あと、ユイがガーデンを急遽辞めたのは、マフラーを近藤が仕事に身につけていくとすぐにあきらの好きな人がばれてしまうからかなとも思いました。とはいえ最終回が近いので、あまり辞めても影響はなかったのでしょうけどね。
>作者のインタビューからこの物語の元ネタでは、国語の教師と女子生徒の物語が基本になっているとのこと
なんと、そうだったんですね! 不勉強で知りませんでした……。
イラスト集のインタビューにも書かれてなかったということは雑誌かネットの記事でしょうか。
自費出版した小説をあきらに渡すというのは想像してなかった展開です。面白い。
自費出版するとなると結構な自信作ですね。その場合、近藤が満足のいく執筆が出来たという事かもしれません。
あ、図書館でニアミスはあってもおかしくないですよね。
作中で、あきらが何気なく図書館に行ったら近藤とバッタリ会った事もあったわけですし。
ユイも吉澤への恋に破れたものの、立ち直って成長したんですよね……。
近くでユイを見ていたあきらは自分だけが取り残されたような気分になっていた描写がありました。
あと、自分は彼女がガーデンを辞めたのは単純に居辛くなったからだと解釈してました。
吉澤と顔を合わせるのが辛いのと、吉澤があきらを好きなことを察しているという二重苦に耐えられなくなったのだと……。
最終回ではユイに関しては元気なところが見たいところです。
自分の予想では、店長は「文学を捨てる勇気」を発揮して筆を折った後みどりと復縁するんだけど、アニメ10話のあきらのセリフ
「いつか店長の言葉を読んでみたいです」
ってどうみてもフラグですよね。原作に連動させた伏線なのかな。でも監督は原作のラストを知らずにつくっていると言ってたから、やっぱり偶然なんですかね。
因みに、山本先輩のモデルが向井理だという説は作者が否定しています。ブログか何かのインタビューで読みました。
>自分の予想では、店長は「文学を捨てる勇気」を発揮して筆を折った後みどりと復縁するんだけど、
それも自分の問題を乗り越えたってことで良いエンドですね。
小説が評価されて、という展開よりも現実的です。
>アニメ10話のあきらのセリフ
>「いつか店長の言葉を読んでみたいです」
>ってどうみてもフラグですよね。原作に連動させた伏線なのかな。
>監督は原作のラストを知らずにつくっていると言ってたから、やっぱり偶然なんですかね。
そうですね! それ、ちょっとびっくりしましたね。
原作終了を知らされることなく作られているにしては色々勘ぐってしまうようなアニメオリジナル要素がちょこちょこ見受けられるように思いました。
ああ、感想記事書かないと……。
>山本先輩のモデルが向井理だという説は作者が否定しています。ブログか何かのインタビューで読みました。
指摘ありがとうございます!
そういや長くブログのチェック怠ってました……。
>恋雨の山本先輩が向井理さんがモデルっての見かけたけど、一体どこ情報!?山本先輩にモデルはおりませぬ。
>インターネットの噂話はでたらめばかりサ。
(眉月先生のブログより引用)
山本先輩は眉月先生の想像の産物ということですね。
もうすぐ最終回の日が
近づいてきましたね、
後はどうなるか
大人しく?
待っていた方が良いでしょう
店長とあきらは一緒になって
ほしいですが
あきらはまだ若すぎるし
経験値が無い
悲しいかな
店長はあきらが好きなのに
正しい方向に戻して
思い出に染まる・・・
切ないなぁ
楽しみですね!
果たしてどうなるかもうすぐ分かると思うと楽しみと同時に寂しいです。
すみません。
ことばを理解するって とってもむずかしくって おしえてください。
小説を捨てる勇気がなかったと 近藤君が言って、 そのあと あきらくんは すてなかった勇気じあないか?
と問うところなんですが、
あきらくんは 結局捨てる勇気がなかったのではなく、 捨てなかった勇気が あったのではないか?
と 言ってるのですよね?
アニメから出会って、 いま このネタバレシリーズを よみふけってここまでたどりつきました。
最後ぐらい サヨナラのハグ してちょーだいよ! この悲しみは 現実的すぎます。・・・。
むかしむかし イギリス映画で {逢いびき}というドラマがあったのですが、そのときの 別れがつらすぎて、
ほんとにひきずったんですが それと似てる気持ちです。・・・。(その後メリルとデニーロでリメイクした恋におちて は
はっぴーえんどでしたが。)
好きな人と 自分の今が かみ合わないって つらいなー。でも 今がよければ いいじゃない とは 思わないので、
あきらくんのことを本当に幸せにしてあげるには 近藤君は本当にあきらのこと愛したんだな・・・。この別れが 一番なのかもしれませんね・・。