恋は雨上がりのように45話のネタバレ感想と考察。ガーデンに押し掛けたみずきのあきらに対する無言の訴え。

恋は雨上がりのように45話 みずき
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第45話
恋は雨上がりのように45話 みずき

みずきは1年前に陸上競技大会でぶっちぎりでトップを走るあきらに魅せられ、憧れていた。あきらの風見沢高の陸上部の弟として喜屋武はるかの弟、翔太の元にあきらの話を聞きにいくみずき。アキレス腱のケガがきっかけで陸上から離れたと聞き、みずきはあきらの働くファミレス、ガーデンに行く。

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みずきのあきらへの一目惚れ

1年前。

陸上の大会が行われている競技場に来たみずき。

おそーい、とみずきを観客席で迎える友達二人。

短距離もうやっちゃった? と聞くみずきに友達がこれからだよ、ホラ! と言った瞬間、スターターピストルがパンと鳴る。

刮目するみずき。
恋は雨上がりのように45話 みずき

「なぁっ、あの人、誰?」
みずきが観客席の柵にとりつく。
「4番レーン、トップ走ってはる人!!」

え? とみずきに振り向く友達が、あ――――と声を出す。
「風見沢高の橘あきら。ウチらの1コ上。そっか、みずき転校生だから見るのはじめてかー。」

トップを独走するあきら。
恋は雨上がりのように45話 あきら

(橘あきら…)

ゴールしたあきらを目で追うみずき。

この1レースを見て尊敬し、憧れるようになったと。

みずき、翔太から話を聞く

頬杖をついていたみずきを呼ぶ声。

「何考えてたかあてよっか――」
みずきにポッキーをすすめる友達。
「ズバリ”橘あきら”でしょう!」

「なんでわかるん!?」
驚くみずき。
恋は雨上がりのように45話 みずき

いつも橘あきらのことばかり考えている。そんなにすごい人なの? とみずきに質問する友達。

すごいよっ、と即答するみずきは、なのにどうして、と悩む。

別の友達が何の話? と会話に加わる。
「風見の陸部ならいるじゃん。中等部に。」

初耳だったのか、目を見開くみずき。

中等部。友達とまんがを読んでいる翔太に、来客、とクラスメートから声がかけられる。

翔太の目の前に立って、見下ろしているみずき。

何か用スか…? と引き気味の翔太に、お姉さんは風見高の陸部なのか問うみずき。
恋は雨上がりのように45話 みずきと翔太
は? と答えた翔太に、質問に答えて、とギリギリと裸締めするみずき。

翔太は、首を絞められながらそうです!! と答える。

(なんなんだ、この女…)

解放された翔太は眼鏡の位置を直しながら、それがどーかしたんスか? とみずきに問いかける。

「橘先輩のこと知ってる?」

「あきらちゃん?」

あきらちゃん!? と馴れ馴れしい翔太の呼び方に怒りを示すみずき。
恋は雨上がりのように45話 みずきと翔太

今度は翔太にヘッドロックを仕掛けるみずき。

「しっ、知ってます!! 存じておりますううう!!」

あきらがバイトしているのを見た、部活をやってないのかとぜーぜー言っている翔太に問うみずき。

「あー だってあきらちゃんケガしたから。」

「ケガ!?」

翔太は1年の秋にアキレス腱をケガして以来部活には出ていないとみずきに話す。

「アキレス腱…」

みずきがつぶやく。

目を閉じていた翔太がみずきを見るとみずきは既に踵を返していた。

翔太は、なんなんだ、という友達の言葉に、嵐のような女だ、と返す。

「嵐といやぇ 台風近づいてるとか。」

ビュオオ、と風の吹く外の景色を友達と翔太が見ている。

「ヤベ――カサ持ってねーわー。」

一心にどこかへと歩いていくみずき。

みずき強いな。でも翔太が羨ましく思えてしまう。


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あきらへの無言の訴え

場面転換。ガーデン。

ユイがあきらに吉澤のおばあさんの家に行った話をしている。

二人に久保からゴミ捨てとトイレチェックの指示が出て、あきらはゴミ捨てに、ユイはトイレチェックに行く。
恋は雨上がりのように45話 あきらとユイと久保
あきらがゴミを片手に外に事務所から外に出る。

「橘先輩!」

あきらが声のした方を見ると学生服のみずきが立っている。
恋は雨上がりのように45話 みずき
みずきを見つめているあきら。

みずきは肩にかけていた鞄を地面にドサ、と落とし、足の筋を伸ばして走る構えをとる。

あきらに向けて一気に駆け出すみずき。
恋は雨上がりのように45話 みずき

あきらはみずきが走って来るのを茫然と見つめている。

あきらを両腕で挟む形で事務所の扉にダン! と掌を打ち付けて停止する。
恋は雨上がりのように45話 みずきとあきら
みずきが息を切らせている。

あきらは動けない。

「どうして…走れへんのですか?」

両腕を突っ張ってあきらを挟んだまま、みずきは顔を伏せている。

みずきを一瞥してから視線を外し、口元を引き締めるあきら。

「カンケーない…」

「うち、ずっと橘先輩に憧れとりました。」

姿勢を全く変えないみずき。
恋は雨上がりのように45話 みずきとあきら
至近距離からみずきを見つめるあきら。

「あなたにあたしの何がわかるの…」
恋は雨上がりのように45話 あきら
みずきは、すっ、とあきらから離れる。

右足の靴を脱ぎ、靴下をズラす。

そこにはあきらの足首の傷跡と同じような位置に同じような傷跡がある。

「うちも二年前にやってるんです。」
「アキレス腱断裂。」
恋は雨上がりのように45話 みずき
あきらは傷跡を見てから、視線を上げてみずきの顔を見る。

みずきは目で訴えかけている。
恋は雨上がりのように45話 みずき

じっとあきらを見ているみずき。

見つめ返すあきら。

ビュオオ、と強い風が吹く。

あきらはゴミを地面に置いたまま、その場に立っている。
恋は雨上がりのように45話 あきら
みずきは既に立ち去っていた。

みずきもあきらと全く同じ個所をケガをしたことを知ったあきら。

しかも、そこから復帰してあのスピードで走れるまでになった。

この事実が、あきらの心を揺らしているのがわかる。

果たしてあきらは復活するのか。

まぁ復活路線なんだろうけど、それがいつ、どういう形で実現されるのか。

近藤はあきらが競技復帰するとしたらどう絡むのだろう。

先が気になるわ……。

以上、恋は雨上がりのように45話のネタバレ感想と考察でした。

次回46話の詳細はこちらをクリックしてくださいね。

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