恋は雨上がりのように37話のネタバレ感想と考察。加瀬があきらの背中を押す。

恋は雨上がりのように37話 あきらと近藤
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第37話
恋は雨上がりのように36話 青空市

植物園に行ったあと、加瀬との関係に雪解けを感じていたあきら。自分と近藤は友達でしかない、と加瀬に言ったあきらに、加瀬は、なら友達として誘えばいいと言う。その言葉があきらの背中を押す。

前回36話の詳細はこちらをクリックしてくださいね。

恋は雨上がりのように36話のネタバレ感想と考察。あきらと加瀬が光を求めて伸びる...
第36話植物園をいっしょにまわることになったあきら組と加瀬組。温室ルームで光を求めた結果、奇妙に曲がって伸びている木を見つける。その木になぞらえて加瀬があきら...

光に向けて突き進めるタイプ

ガーデン。

あきらが、植物園のお土産、とムキ彦キーホルダーをユイに渡す。
恋は雨上がりのように36話 ムキ彦

ユイはあ、ありがとう…と若干引いた表情でお礼を言う。

そんなユイの表情に全く構わず恋がうまくいくお守りなの、と説明する。

途端にユイはそうなの!? と表情輝かせて、ありがと――! と改めてあきらに感謝する。
恋は雨上がりのように36話 あきらとユイ

単純すぎてかわいい。あきらが恋にご利益があると信じて疑ってないところもいいんだよなぁ。

ユイが何かを思い出してスマホを操作する。

スマホ画面に表示されたのは珠子が撮った光を求めて奇妙に曲がっている木の画像だった。

友達からまわって来たこの木の画像を待ち受けにすると願いが叶うと笑顔のユイ。

出どころを知っているあきらは、そうなんだ、と微妙な表情をする。
恋は雨上がりのように36話 あきらとユイ

あとであきらにも送る、とチャイムに反応して笑顔で接客に向かうユイ。

ユイを茫然と見送るあきら。

どういうルートでまわってきたのか。世間狭すぎでしょ(笑)。


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ハイ、とあきらに向けて皿に乗ったサンドイッチが差し出される。

俺にもあの画像がまわって来た、なんでこんな拡散されてる、あきれ顔の加瀬。
恋は雨上がりのように36話 あきらと加瀬

一瞬の間のあと、加瀬はあきらに、植物園では本当に近藤と会ったのは偶然かと問う。

「デートしてたんじゃなくって?」

あきらは頬を紅潮させて反応する。

「偶然です!」あきらは必死になって、語気強く答えを返す。
恋は雨上がりのように36話 あきらと加瀬
加瀬は一切動じる事無く、へー、別にいいけど…、とあきらを見る。

あきらから誘って出かけたりしてると思った、と言う加瀬にあきらは食い気味に、ないです! と返す。即座になんで? と問う加瀬。

加瀬からの質問を受けてあきらは困ったような表情で少し沈黙し、だって、ただの友達だから…と答える。

「だったら、友達として誘えばいいじゃん。」

「橘ちゃんは、光に向かって突き進めるタイプなんだからさ。」
加瀬はあきらと目を合わせずに言う。

あきらは加瀬を見ている。
恋は雨上がりのように36話 あきらと加瀬

加瀬があきらにアドバイスしている……!

サンドイッチの調理を頼んだことからも、あきらの内で加瀬に抱いていた悪いイメージが軟化していっているのが分かる。

それでいいと思う。このマンガはどろどろしなくていい。

加瀬はそのまま少し沈黙した後、一瞬だけあきらを見て踵を返す。

「じゃ、休憩行ってらっしゃい。」

「あっ」あきらが声を出す。
「サ、サンドイッチ…ありがとうございます!」あきらは、両手で丁寧にサンドイッチの乗った皿を持って加瀬の背中にお礼を言う。
恋は雨上がりのように36話 あきら
加瀬は前を向いたまま手を挙げる。

事務所であきらがサンドイッチを食べている。

吉澤の作ったサンドイッチと違って焦げていないのを喜ぶ。
恋は雨上がりのように36話 あきら

ポン、と傍らのスマホが鳴る。

画面にはユイから送られてきた奇妙な木の写メが表示されている。

「……。」

画像をじっと見つめているあきら。

傍らにスマホを置く

光を求めて曲がりながらも突き進む。まさに今のあきらのこと。

キッチンでは、吉澤が加瀬に自分が作りたかったあきらのサンドイッチを作ってしまったことを咎める。
加瀬は自分を見つめなおせ、と相手にしない。
恋は雨上がりのように36話 吉澤と加瀬

バイトが終わり、あきらは学生服に着替えた。PCに向かって仕事をしている近藤を見る。

あきらは暫く何か言いたげに近藤を見つめているが、お疲れ様です! と一礼して踵を返す。

近藤はあきらに、おつかれさ~んと暢気に挨拶を返す。

近藤を何にどうやって誘っていいのか。打つ手を模索していたのだろうか。

吉澤に説教する加瀬。意外と的確なこと言ってて笑える。


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青空古本市に誘う

橘家のマンション。

あきらがリビングでソファに寝転がってポテトチップを食べながらTVのリモコン操作をしている。
恋は雨上がりのように36話 あきら

ワハハ、という笑い声や、エ――――ッと大げさなリアクションが聞こえる。

「あきら!」

何、と母の元に来たあきらに、母は古新聞を捨ててきて、と頼む。

あきらは束ねられた古新聞を持ってエレベーターに乗っている。

何気なく見た手元の古新聞のチラシの中に「横浜赤レンガ倉庫青空古本市」の文字を見つけ、あきらの表情が輝く。

近藤を何に誘えばいいのか思いついたあきら。

相手の好きなものを知っておくことは重要だね。

赤レンガ倉庫。

青空古本市の立て看板があり、人でにぎわっている。

橘さん! とあきらの後姿に声がかかる。
恋は雨上がりのように36話 あきら

「ゴメン…遅れちゃって…」

振り向いたあきらの前に現れたのは近藤だった。

すみません、急に誘ってしまって、と頬を紅潮させたあきらが頭を下げる。

いやいやー、と笑顔の近藤。

えっと…今日は…、と何か言おうとする近藤に、あきらは、今日はッ…と遮るように言葉を挟む。

「メ、メールにも書いた通り…あの…」一生懸命言葉をしゃべろうとしているあきら。

「友人として! オススメの本など教えていただければと!!」あきらは近藤と真正面から目を合わせて、ぐっと拳を握りながら言う。
恋は雨上がりのように36話 あきらと近藤

とりあえず友達ポジションを受け入れてがんばるあきらがいじらしい。

近藤はこんな娘泣かせたらバチがあたるぜ~。

近藤は、うん、誘ってくれてありがとう、と落ち着いた笑顔であきらにお礼を言う。

「いやぁ~それにしても良い天気だね~~! 絶好の青空市日和だ!」近藤は笑顔で天を仰ぐ。

あきらも近藤に習うように空を見上げる。

まばらに雲がある空で太陽が光を放っている。

(橘ちゃんは、光に向かって突き進めるタイプなんだからさ。)加瀬の言葉があきらの脳裏でリフレインする。

じっと空を眺めているあきらに行ってみよっか、と近藤が声をかける。

あきらは、はいっ、と既に先を歩いて、振り返って待っていた近藤に駆け寄る。

いい感じに誘うことが出来た。良い一日になるといいな。

以上、恋は雨上がりのように37話のネタバレ感想と考察でした。

次回38話の詳細はこちらをクリックしてくださいね。

恋は雨上がりのように38話のネタバレ感想と考察。近藤の本に夢中になり過ぎる一面...
第38話あきらに誘われた青空古本市で、近藤は学生時代にからよく通っている古本屋のおやじに会う。隣にいるあきらを娘と勘違いされ、ばつの悪い近藤だったが、あきらが...

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