恋は雨上がりのように24話のネタバレ感想と考察。近藤と気まずいあきらがとった意外な行動。

恋は雨上がりのように24話 あきら
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第24話
恋は雨上がりのように24話 あきら

休憩中、近藤から思わぬ冷たい反応を受けたあきらは翌日も出勤だった。意を決して事務所に入るも夏カゼで近藤の姿はなかった。
顔を合わせずに済んでホッとするも休憩中に事務所でかけられる加瀬の言葉にあきらはある行動を決意するのだった。

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恋は雨上がりのように23話のネタバレ感想と考察。あきらと近藤の間に亀裂?
第23話あきらは、近藤のガラケーでも自分のスマホとメッセやメールでやりとりできることを知り、店長からメールアドレスを聞こうと奮起する。事務所で二人きりになって...

近藤との気まずい時間を過ごした翌日も出勤のあきら

強い雨の中ガーデンに出勤してきたあきら。
恋は雨上がりのように24話 あきら
事務所の扉の前で立ち止まり、意を決したようにドアノブを強く握る。

「お疲れ様です!」
恋は雨上がりのように24話 あきら

事務所の中を見渡すが誰もいない。

てっきりいると思っていた近藤もパソコンのあるデスクにいない。

わかる。

誰かと気まずくなって、それでも顔を合わせないといけないときってこういう風になるわ。

「カゼ?」

久保に話を聞くと夏カゼで休みだという。

ユイも休みのこの忙しい時期に…と言う久保は二人足りない分よろしく、とあきらに声をかける。

あきらはハイ、と返事する

早速鳴ったチャイムに久保が行った行った、とあきらに接客を促す。

慌てて駆けだすあきら。

(カゼ、か…)

注文をとりながらホッとした様子のあきら。

とりあえず気まずいままの近藤と顔を合わせなくて済んだことにホッとしてるみたい。

これもすごくわかる。

その日出勤するまでこのことばかり考えちゃう。

あきらは近藤が好きだし、気まずいからといって決して会いたくないわけじゃない。
けど、どんな風にして顔を合わせたら良いかわからないんだろう。

心細いあきら

忙しくバイトの時間が過ぎていく。

パフェを運ぶあきら。

ガシャーンッ

店内に響くガラスの割れたような音。

「あ…すみませ…」

あきらがパフェを落してしまっていた。

あきらは明らかに狼狽した様子で弱弱しく誰にともなく謝罪する。

「掃除は後! 作り直して! 早く!」

焦った表情でしゃがみこんでパフェを見つめているあきらにすぐさま支持する久保。

「は、はいっ!!」あきらは素早く立ち上がりパフェを作り直す。

思い出すのはユイの笑顔。
恋は雨上がりのように24話 あきら

こういう時にすぐに励ましてくれたユイがいない。

疲労感があきらにのしかかる。

近藤もユイもいない。

どちらもあきらの心の支えになってくれてるからあきらは心細いんだろう。

しかし久保さんは仕事できるなぁ。


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落ち着いた店内。

「山は越えたわ!!」久保は満足そうな笑顔を浮かべる。

「台風のおかげでそんなにキツくなかったわね。」吉澤に笑顔を向ける久保。

「外、すげー雨と風っスよ。」
相変わらず皿を拭いている吉澤。
「電車動いてんのかなー。」

久保があきらに休憩をとるように指示する。

近藤より店長っぽい久保。こういう人は本当に頼りになる。

加瀬の言葉

事務所に戻って吉澤の作った黒焦げサンドイッチを食べるあきら。

ザク、と一口食べて、にがい…、テーブルにおでこから倒れ込む。

あきらはテーブルにうつ伏せになったまま近藤のデスクを見る。

(君が俺の何を知っているの。)

昨日の店長のあの一言があきらの脳裏によみがえる。
恋は雨上がりのように24話 あきら

どうしたらいいのか、という感じ。

途方に暮れちゃう。

「おつかれ。」

ドアが開き、来たのはまかないを持った加瀬。

あきらはうつ伏せから少し起き上がって加瀬を睨む。

「お疲れ様です。」

黒焦げサンドイッチを食べるあきら。その背後を通る加瀬。

「いつまでそんなこげたサンドイッチ食うつもり?」

着席した加瀬があきらに話しかける。

「体に良くないよ。」

「……」

あきらは加瀬を見ることなく、ザクザクと一心にサンドイッチを咀嚼している。

「あと、あんまり店長のこと追い詰めたら気の毒だよ。」
恋は雨上がりのように24話 あきら

「え?」その言葉に思わず反応し、あきらの視線が加瀬に向く。

加瀬は視線を落とし、頬杖をついてまかないのスパゲティを混ぜている。

「店長にも立場ってのがあるし、明らかに困ってんじゃん?」

あきらに視線を向けない加瀬。

「それとも、追いつめられてるのは橘ちゃんの方だったりして。」

あきらは、黒焦げサンドイッチを持ったまま加瀬の言葉を聞いている。

「楽しいことがまた消えてしまわないように。」

(君が)

(俺の)

(何を――――)

加瀬の洞察力は鋭い。

あきらはなんだかんだ言って加瀬から色々と影響を受けてるよね。


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思わぬ訪問者

強風と大雨に晒されるコーポ白樺。

近藤はマスクをして、暗い部屋でベッドに寝て激しいセキをしている

「久保さん怒ってんだろうな~~~」近藤は陰鬱とした表情を浮かべる。

体温計の示した数字は37.8C°。

(少し下がった…)

長く息を吐いてまたセキをする。

外から聞こえるのは風の音。窓をガタガタを揺らしている。

そして目を閉じる。

ピンポーン…

(誰だよこんな嵐の日に。)

寝たままの近藤。

(セールス? 居留守しよ…)

ピンポーン

ピンポーン

ピンポーンピンポーン

ピンポーンピンポーン

「……」

「はいはいはいはい!」

観念し、立ち上がって玄関に出て行く近藤。
恋は雨上がりのように24話 近藤
ドアノブを回すと急に吹き込んでくる風。

ドアの前に立っていたのは不安げな表情を浮かべたあきらだった。
恋は雨上がりのように24話 あきら

なんて行動的な女の子なのか……。

気まずい関係になったのは昨日なのにこの積極性。

好きでしょうがないからこそ会わずにいられなかったんだろうね。

「あ…あの…」

思わぬあきらの姿。言葉を発することなく、その場に停止している近藤。

「あたし……」

「あの……」

あきらは近藤と目を合わせられず、言葉もうまく出せない。
恋は雨上がりのように24話 あきら

強い風が轟音となっている。

近藤が背後に親指を指す。部屋に入るあきら。

203号室のドアが閉じられた。

あきらかわいすぎるんだけど。

あきらを悲しませる近藤にイライラする。

でも結局近藤もいい人だからなぁ……。

次の展開が見逃せない。

以上、恋は雨上がりのように24話のネタバレ感想と考察でした。

次回25話の詳細はこちらをクリックしてくださいね。

恋は雨上がりのように25話のネタバレ感想と考察。台風の夜。あきらと近藤に進展が?
第25話あきらと近藤に気まずい空気が生じた翌日、台風の中、近藤の部屋を訪ねたあきら。突然のあきらの来訪に驚きつつも、部屋に招き入れた近藤の二人の会話が始まる。...

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