恋は雨上がりのように最新第64話のネタバレ感想と考察。ユイが吉澤に勇気を出して告白。

恋は雨上がりのように64話 ユイと吉澤
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第64話
恋は雨上がりのように64話 ユイ

第63話のおさらい

あきらの部屋で一緒にマフラーを編んでいるユイ。

完成した! と叫び喜びを噛み締める。
恋は雨上がりのように63話 あきらとユイ
クリスマス前にマフラーを渡そうかかなというユイの相談に戸惑いながらも、告白したい時にするのが良いのではと答える。

告白する時のファッションを気にするユイにあきらがアクセサリーを見に行こうと桜木町に誘う。

あきらの選んだアクセサリーを購入しようと決めたユイの鼻に嗅ぎなれた匂いが漂ってくる。

近藤の使っているヘアトニックの匂いに顔をしかめるユイだったが、あきらはヘアトニックを持ってじっと見つめている。
恋は雨上がりのように63話 あきらとユイ
ベンチに座って休憩する二人。

あきらは好きな人についてユイに問われるが、ごまかして明言を避ける。

ユイがトイレに行き、その隙に何かを購入するあきら。
恋は雨上がりのように63話 あきらとユイ
自室に戻ったあきらはマフラーを編みながら、今日買ってきたものが入っている袋に目がいく。

あきらはマフラーを編む手を止め、おもむろに買ったものを取り出す。

あきらの手元から、カチャ、という音が鳴る。
恋は雨上がりのように63話 あきら
翌日、チャイムが鳴った学校であきらが友達3人組の前を颯爽と歩くと3人組は鼻への違和感に顔を硬直させる。
恋は雨上がりのように63話 ゆう、えん、みい
ガーデンでも、料理をとりに来たあきらに加瀬が鼻につく匂いに怪訝な顔をする。
恋は雨上がりのように63話 加瀬
テーブルを片付けているユイが、店長が近くに来たと思って顔を向けると、そこにはあきらがいる。

なぜだろうと思っているユイの隣を横切って去っていくあきらから漂う匂いに「ん?」と固まる。
恋は雨上がりのように63話 ユイ
匂いを纏ったまま働いているあきらが事務所に続く通路で立っていると久保から声をかけられる。

久保はあきらがつけている香水の類はファミレスではつけてはいけないと注意する。

橘家に帰り、自分の部屋で体育座りをしながらテーブルの上のヘアトニックを見つめるあきら。

ユイはあきらに選んでもらったアクセサリーを鏡の前でつけてみるのだった。
恋は雨上がりのように63話 ユイ

前回63話の詳細は以下をクリックしてくださいね。

恋は雨上がりのように最新第63話のネタバレ感想と考察。あきらの好きな香りの正体...
第63話第62話のおさらい休憩で事務所に入るあきら。その手にはコーヒーの二つ載ったトレイがある。コーヒーの内ひとつをデスクの近藤に差し出すあきら。近藤は笑顔で受...


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第64話

教室であくびをしているあきら。

教壇では楠先生が冬休みに入る前に提出するように、と言い、前の席から進路希望調査書がまわってくる。
恋は雨上がりのように64話 あきら
ガーデン。

キッチンで吉澤が進路希望書を終業式までに出さないといけない、と大塚に報告している。

進路という言葉を聞くと胃が痛くなる、と眉をひそめる大塚。

あきらはそんな二人の会話に耳を傾けている。

そこに加瀬がやってくる。

お前の高校頭良いの? という加瀬の問いかけに普通だと答える吉澤。

無言で、ジト目で加瀬を見つめる吉澤と同じ高校のあきら。
恋は雨上がりのように64話 あきらと加瀬と吉澤
フーン、と相槌を打ち、とっとと決めて勉強しろよ、とう加瀬に、吉澤は、わかってると返す。

加瀬は吉澤に言ったつもりだろうけど、あきらからしたら自分が言われてるのと同じだし(笑)。

あきらは補習を受けるくらいだからそこまで成績が良いわけではないだろう。

多分中~中の上くらい? 適当だけど、あきらの成績はそのくらいが似合う。

あきらはユイに気づく。
美容専門学校に行くの? と問いかけたあきらに、進路? うん、そーだよ、と笑顔で答えるユイ。吉澤がユイにそろそろ前髪を切ってほしいと話しかける。

一瞬うろたえ、焦りながら、うん、と答えるユイ。

あきらとユイが横目で見つめ合い、ぐっ、と拳を握る。
恋は雨上がりのように64話 あきらとユイ

あきらと仲良いなぁ。

元々1巻から既にある程度仲は良かったからここまで仲良くなるのは既定路線だったかもしれない。

ユイ、勇気を出して吉澤を誘う

事務所。

ユイは、冬で寒いので外ではなく事務所で吉澤の髪を切っている。

ユイはもう進路が決まっていてすごい、という吉澤に、ユイは、そーかなぁ、と返す。

将来何になりたいのかとユイに問われた吉澤は大学行ってから探すと答える。

少しの沈黙のあと、胸をドキドキさせてユイが、あのさ、と切り出す。
「今度お礼にごはんとかおごらせてくれない!?」
決死の思いで誘うユイ。
恋は雨上がりのように64話 ユイと吉澤
振り向きながら、何のお礼? と問う吉澤。

うろたえながらも、日頃髪を切らせてもらってるお礼と答えるユイ。

吉澤は、俺が頼んでいる、と言うのに対して、ユイは、下手で練習させてもらってるから、と返す。

なんていえばいーの、と落ち込むユイに、逆に自分が奢る、とイスから立ち上がってユイに向き合う吉澤。

どこにいこう、と考え始めた吉澤にユイは、クリスマスマーケットをやってる赤レンガ、とさりげなく提案する。

そこに決定、と即決し、楽しそうな吉澤の様子をユイはジッと見つめている。

(やったー!!)
心の中で快哉を叫ぶユイ。

ユイは、メッセアプリであきらに報告する。
『というわけで、今度の日曜日に吉澤君と一緒に赤レンガに行くことになりましたぁ~(ハート×3)』

あきらが返信する。
『本当!?
やったね!!♪♪♪
報告待ってる!!(>∀<)』

りょーかい、とスタンプを返し、フフ、とスマホを口元に掲げて笑うユイ。
恋は雨上がりのように64話 ユイ
あきらに選んでもらったヘアピンを手にとって見つめる。
ユイは姉を呼びながら、ヘアピンに似合う髪型を教えて、と大騒ぎする。

ユイ、勇気を出して良かったなぁ。

そして超張り切ってる。

ホレた相手と遊びにいけるんだからそりゃ嬉しいわ。


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ユイ×吉澤デート当日

日曜日。桜木町駅改札前。

既に着いたユイは、早く着き過ぎたかも、と不安になっているとスマホに吉澤から着信がくる。

電話に出ると、吉澤も今着いたと報告が来る。
あたしも着いてるよ、と言うユイのすぐ背後で吉澤と隣合っていた。

「「あ…!」」

お互いに気づき、スマホを耳にあてたまま見つめ合う二人。

赤レンガのスケートリンクを見て笑顔を輝かせるユイ。

そんなユイを頬を染めて見つめる吉澤。

一度もすべったことない、というユイにすべる? と問う吉澤。

すべるっ!! と勢いよく返事をしたユイは笑顔でリンクの上に立つ。

スケート靴に慣れず、立つことが出来ないユイ。

そんなユイを吉澤は黙って見つめている。

ユイは吉澤に、どうしたの? さっきから無口だよね、と問う。
そう問いかけてからすぐに、
(っていうかあたしがしゃべりすぎ…?)
と心配になるユイ。

西田さん、と吉澤が口火を切る。
「なんか今日いつもと髪型違うスよね…」

「えっ!! 変かな!?」
驚いたように問いかけるユイ。

吉澤は、そんなことない! と強く否定する。
恋は雨上がりのように64話 ユイと吉澤
「すっごいイイカンジ!!! …ス。」
言い切る前に顔を赤らめる吉澤。

ありがと…、と俯いてユイも顔を赤らめる。

吉澤が左手をユイに差し伸べる。
「つかまって。すべり方教えまス。」
頬を赤らめ、ユイから微妙に視線を外している。

ユイは顔を赤らめて、ゆっくりと吉澤の手に自らの手を伸ばす。
恋は雨上がりのように64話 ユイ
手を引かれるユイ。
(あきらちゃんの選んでくれたヘアピンのおかげかな。)

(あたし今日、魔法にかけられたみたい…――――)
吉澤に手を引かれるままに滑るユイ。

いい感じだなぁ。

これは好感触。

吉澤やるねぇ~。


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時間が経過し、疲れた、何か飲みたいという吉澤に、あたしも、と同意するユイ。

「ん―――ッ おいひぃ~」
ユイは一口サイズのドーナツを幸せそうな表情で頬張る。

その様子を隣で見ていた吉澤は、ヨカッター、と安堵した様子で天を仰ぐ。
吉澤は、ユイの雰囲気がいつもと違うから別人なんじゃないかと思った、と続ける。

なにそれぇ!? と返すユイ。

「でも今のドーナツ食ったときの顔はいつもの西田さんだった♪」
笑顔の吉澤。

「当たり前だよ~!」
ユイは頬を赤らめて、ほんの少しだけ不貞腐れたような表情で言い返す。

(吉澤くん、だんだん敬語じゃなくなってきてる…)
俯いて嬉しそうにほほ笑むユイ。

いい雰囲気。

元々相性は良いような気がする。

ユイは、ん? と視界の端に何かを見つける。
(げっ。髪の毛のクセ出てきちゃってる!!)吉澤にお手洗いに行く旨を告げるユイ。

吉澤は通りすがりの黒のロングヘアーの女性に目を奪われている。
恋は雨上がりのように64話 ユイと吉澤
ロングヘアーの女性は少し離れたところで連れと笑っている。

ざわざわという喧噪が二人を支配する。

吉澤を見つめるユイ。

前方を見たままの吉澤。

吉澤がようやく傍らのユイに視線を投じる。
「あ、ごめん。なんて?」

「ちょっとお手洗いに…」
ユイは再び吉澤に告げる。

ユイは洗面台の前で、持参したコードレスヘアアイロンを使う。
真剣な表情のユイ。
(魔法よ どうか とけないで…――)

ユイ、勝負の時。

必死のお願いが何ともいじらしい。

そして黒髪ロングの女性に目を奪われる吉澤という何とも不吉なフラグ。

これはもう、嫌な予感しかしない……。

告白の結果

時間経過。

日もすっかり落ち、吉澤とユイは二人は隣り合って、柵越しに海に向き合っている。

今日はどうもありがとう、とお礼を言うユイ。

全然? と答える吉澤。
「西田さんにいつも髪切ってもらって本当助かってるから…」
海を見ている吉澤。

「……」
沈黙しているユイ。

(お願い…)
ユイは、自分の頭につけている、あきらに選んでもらったヘアピンに触れる。

「あっあのね吉澤くん!」
ユイは吉澤に背を向け、自分のバッグを漁る。

ユイを見つめる吉澤。

「あたし…あたしねっ…!!」
ユイは胸の前でプレゼントを掲げる。

プレゼントを持った両手を吉澤に向けて伸ばすユイ。

吉澤はユイに向き直り、深く深くお辞儀をする。

プレゼントを持って伸ばしていた両手が縮こまる。

ユイのすぐ横を走り去る吉澤。
恋は雨上がりのように64話 ユイと吉澤
ユイはプレゼントを力なく持ち、その場に立ち尽くしていた。

『日曜日どうだった…??
シフトかぶらないから気になるよ~!
(>_<)(>_<)(>_<)』

あきらのメッセに対して既読がつかない。

スマホを見ているあきらに向けてかかる「おまたせ」の声。

振り向くあきら。


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感想

ユイちゃん……。(>_<)

この結果はマジ泣ける。

あんなに一生懸命に心を籠めてマフラー編んで、あきらと一喜一憂しながら吉澤に必死にアプローチかけて、そしてこの結果……。

実は、「いきなり、マフラー+告白は重いんじゃないか?」とか思って、成功率は高くはないだろうな、と見ていたけど、実際にこうなっちゃうと悲しいなぁ。

ここまで読んできた読者としては、ユイが明るくて元気な子だからとにかく辛い。

あきらに返信どころか既読すらつかないのが心配。

このままガーデンに顔を出さずにフェードアウト、とかになったら本当に悲しい。

ユイならきっと何でも無いような顔してバイトに出て来れると思うけど、でもあきらと二人きりになったら思いっきり泣きそう。

とはいえ、読者としては割と予想出来ていた結果であることも確か。

当然、成功の確率もあった。

マフラーの編み方を教えてもらいに流れで吉澤の祖父母の家に行った時、吉澤がユイにときめいたような描写があった。

けど、それ以前に、吉澤にはまだあきらに対する想いがあるのが分かる。

そもそも吉澤がガーデンでバイトしてるのもあきらと一緒に働いて仲良くなりたかったからだし、今話のデート中も、あきらを思わせる黒のロングヘアーの女性に目を奪われていた。

そして何より、ユイもまた、吉澤があきらを見る目に恋心が含まれていることに気付いていただろう。

文化祭の時に、あきらとユイがベランダで会話していた際に、あきらを呼びに来た吉澤の様子でユイは何となく悟ってたはず。

だからユイもフラれるという結果に対する心の準備が出来ていたと思いたい。

あと、吉澤との関係がギクシャクする中で、吉澤がユイを強く意識するようになってあきらよりユイに心惹かれるようになる、という展開もまだ可能性が無いわけではない。

前述したが、吉澤の祖父母の家に行った時の吉澤のユイへのときめきがカップル成就の伏線だと思いたい。

あと、今後かなり低い確率ではあるけど、怖い展開としてはユイがあきらに辛く当たること。

あきらは一切悪くないけど、ユイからしたらあきらがいたせいでフラれたわけだから、感情の制御が上手く出来ず、何かしらあきらを傷つけるような発言をしてしまいそう。

ユイは良い子だからそこまではやらなくても、あきらと疎遠になる可能性は割とあるような気がする。

そして、そうなっても、結果あきらは傷つく。
折角、学校以外の自分の居場所であるガーデンで見つけた仲の良い友達なのに、ユイを失ってしまったら痛手だと思う。

あきらの一番の支えは近藤だけど、ユイはその次くらいにあきらにとって大きな存在だと言って良い。

はるかと同等か、それ以上ではないだろうか。

ユイがフラれた原因があきらじゃなければなぁ……。

でもユイはあきらに対する吉澤の恋心に気付いているはず……。

ユイが強い子だと信じよう。

そしてあきらに「おまたせ」と声をかけた人物は誰なのか。

最後のコマのあきらの表情を見るに、多分、近藤ではないだろう。

多分、はるかかな(笑)。

以上、恋は雨上がりのように 第64話 ネタバレ感想と考察でした。

次回、65話の詳細はこちらをクリックしてくださいね。

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