第7話視聴完了。
収録内容は第23話~第26話まで。
かなり盛り上がるシーンが来ました。
オリジナル要素が足されているけど違和感無し。
6話の感想記事まだアップ出来てないけど、先に7話を書いてしまおう(笑)。
アニメ第7話 迅雨
原作第23話の内容
冒頭、少しだけ22話の終わりの、近藤の後姿に元気の無さを感じ心配になっているあきらのセリフが入る。
近藤が見ていた、ちひろの波の窓辺のamazon商品ページのレビューが細かくて面白かった。
画面には5つ表示されているが、その内3つが星5つ、1つが星4つ、残り1つが星1つ。
どれもきちんと内容も書いてあったので読んでみたがリアルで笑った。
スポンサーリンク
この作家の作品は処女作から読んできたが、喜劇の中に含まれる悲劇、胸苦しいまでの「ペーソス」、そして「アイデンティティ」を探し求める漂白の魂。ウィットに富んでいながら、それは老獪でなかなかに真意をみせてはいれないが、その最後に、苦悩の人生を生き残った意味をこの作品で始めて提示している。
若干、押し売り感のある解答だが、作者の今後の期待をこめて星5つ。
☆☆☆☆ 浄化されました
とても静かな作品。最初はあんまりおもしろくないなと思いつつ、読みすすめていたのですが、最後に号泣してしまいました。
なんていうか、全編皮肉たっぷり。
アホらしい誤解や、ばかばかしいエピソードが積み重なってときどき”これってアリ?”と思いましたが、そうか、ここまで辛辣で冷淡にしてきたのは、この涙にあるのかと、笑わなければやってられないほど、人生は辛い。
だからって、投げ出すのはもったいないってことかと。
このカタルシス、ぜひ味わってください。
☆☆☆☆☆ あの頃を取り戻すかのように
私たちがもし青春に忠実ならば、熱情を抱くはずであり、世の中のさまざまな矛盾に気がつだろう。矛盾に気がついたら、体制反逆の熱情に悩まされるであろう。
この本を読むことによって、読者は自分が探求者になっていることに気がつくだろう。いかなる組織にも、いかなる思想哲学も自分の心を満足させないだろう。
社会の矛盾を解決する道を模索する過程において、読者は利他的な人間になっていくだろう。その理解の元、既存メディアが伝える情報、思想、哲学、宗教、文学、あらゆる文化に革命が必要だと確信する。
読者は、孤独にただひとり自分の「革命」を求めてさまようことだろう。これこそ「脳内文化大革命」の兆候であり、偉大な探求熱の必然的過程における一段階なのである。
そしてきみはいよいよ己を鍛錬し、真の「革命家」に成長していくだろう。
それが社会の進歩をうながし、ひいては世界史を変化せしめる偉大な激動を起こすであろう。
☆ ありえない、、、
そのへんの素人レベル。誰でも書ける。評価にあたいしない。
テーマもこれまた素人が最初に考えそうなお題。
返品します!
☆☆☆☆☆ とにかくすばらしい!
青年は純粋で強く賢い。みなぎる青春時代の生命力を感じられる気鋭の作品。何かのきっかけでこのレビューにたどり着いたあなたは本当にラッキーです。絶対に読んで後悔はないでしょう。
この本の存在を知っていながら読まないなんてもったいない。
ぜひこの感動をあなたにも!!
書き出してまず分かるのは、星1個のレビューは読んでいない事が丸わかりって事かな。
あるよねこういうレビューになってないレビュー。
総合評価は星4つだけど、多分、低評価レビューのいくらかは本の内容ではなく、ちひろのチャラついた容姿を嫌う層が書いたんだろうな。
つまり、ちひろの本は評価が高いということが言える可能性は高いと思う。
スポンサーリンク
この後、部屋に入って来たあきらは近藤から思いもよらぬ冷たい言葉を浴びてしまうが、無理もないかな。
同級生のちひろは良い本を世の中に発表している一方で、そりゃ自分は一体ここで何をしているのかと思うだろうよ。
近藤も人間なんだな、って思った。あきらにはその後きちんと謝ってフォローするんだから、ここであきらに冷たくした事は許そう(笑)!
あと、3番目の星5つのレビューは内容がメチャクチャ大仰で、他のレビューと温度差があり過ぎて笑った。
それなりに歳を経た人が書いたのではないか。
何だよ「脳内文化大革命」って(笑)。
そして革命革命って連呼し過ぎ。遊びすぎです(笑)。
近藤とのやりとりを聞いていた加瀬が、事務所に入らずにキッチンへと戻っていく描写好き。
加瀬の株はここらからジワジワ上がり始めるんだけど、アニメではどこまで上がるのか。
植物園に行く回で、それまで読者からの嫌われ者だった加瀬は救済されるんだけどなぁ……。
せめてそこまでは進んで欲しいわ。
スポンサーリンク
原作第24話の内容
出勤したあきらが意を決して、ちょっと気合を入れて扉を開けるシーンが好きだから、アニメでもきちんと表現されててよかった。
後はパフェを落とすシーンは、近藤のいない不安感が表現されててよかった。
久保さんはもっと激しく指摘しても良かったかも(笑)。
アニメだと大分優しいよね。仕事が出来る、頼れる姉御感がアップしてる。

原作第25話の内容
恋は雨上がりのようにでも一番のヤマ場だと思う。
忠実にアニメ化されてるな~と感じた。
嬉しいわ。
カメラワークとかは基本的に原作そのまま。
青白い外光をバックに涙を流すあきらが美しい。

自分は人に誇れるような人間ではない、という近藤のセリフで食器の溜まった台所や洗濯物で一杯になっている洗濯機、空のペットボトルが映されるカメラワークは漫画には無いけど、近藤が自身のだらしない部分を自覚しているのを暗に示していて良い演出だと思う。
近藤のセリフが謙遜ではなく本音であることを強調している。
原作が残り2話で終わりだと発表された今となっては、原作第80話まで、この第25話が最もあきらと近藤が最も気持ちも身体も近付いたシーンだと言えるだろう。

スポンサーリンク
原作第26話の内容
何よりも取り上げたいのは、あきらをそっと抱きしめる近藤のモノローグに大幅にアニメオリジナルが付け足されている事。
「この感情を恋と呼ぶにはあまりに軽薄だ」というモノローグの後、さらに以下が付け足されている。
今、この一時、傘を閉じて君の雨に濡れよう。
どこまでも青く、懐かしさだけで触れてはいけないものを今、僕だけが守れる。今、この一時、降りしきる君の雨に君と濡れよう。
どこまでも青く、青く輝き続けられるように今、僕だけが祈れる。
こうやって書き出す事すら恥ずかしい(笑)。
こんなポエム、自分の人生でもう二度と打つ事は無いだろう。
”青”じゃなくて、”蒼”辺りの可能性もあるけど素直に”青”にした。
なんでかって? やっぱり恥ずかしいからに決まってるでしょう。
でも、アニメを観ている人にはもちろん、このモノローグの付け足しは原作組にもそこまで違和感は無いと思うんだけどどうだろうか。
多分、BGMだけが鳴っていて誰も喋らないとなると今一つ物足りなくなるんじゃないかな……。
雰囲気が最高に良いし、平田さんの好演が光っているというのがデカイ。
個人的には、原作と同様、室内に雨の音だけが響いているバージョンを観てみたいと思った。
原作追っかけてる人ほどそう思うだろう。
ただ、アニメにするにあたり、モノローグ付け足し無し、BGM無し、雨の効果音のみというの原作通りの案も制作過程であったはずなのにそれが採用されなかったということは、やはり現行のバージョンが良いという判断があったんだろうな。
原作第26話の感想記事はこちら。

スポンサーリンク
いやー、熱で寝込んだあきらが、ベッドの上で近藤の事を思い出しながら悶えてる様子がまた可愛すぎるんですが。
あと、やってしまったーという近藤の落ちも原作そのままで笑ってしまった。最高。
漫画から見事に映像を立ち上げたアニメスタッフも素晴らしいが、渡部さんも平田さんも完全に役をモノにしてるなぁと感じた。
中途半端になるから2期は多分無いのだろうけど、もしあるなら声優は全ての配役を1期のままでやるべきだ。
結局、アニメは原作をどこまでカバーするのか
残り5話だとアニメ1話で原作4話を消化するとして60話手前くらいまで?
俺たちの戦いはこれからだ! ならぬ、恋愛はこれからだ的な終わり方になるのかな。
少なくともちひろは出るだろうけど、倉田みずきは出るのか?
ダメだ。ちょっと予想がつかない。
残り5話か~。何か寂しくなる……。
第8話の感想はこちらをクリック。

楽しみにしていた7話を先程鑑賞させて頂きました♪
原作にはない詩的なくだり、私はなかなか良かったと思います。グッときました。笑
特に 懐かしさだけで触れてはいけないもの…のあたりは ある程度歳を重ねてきた私と同世代の男女には響いたのでは?と勝手に思っています。
原作があと2回ということに、どうやって終わるの?という勝手な不安があるので
アニメの終わり方も無理やりな感じにギュッと詰め込まないで!!という期待というか願いがあります。
原作がとても良い作品なので 何卒!! 笑
アニメオリジナルの詩の部分自然でしたね。
近藤のなんとも言えない気持ちが伝わってきました。
急な終わりを知らされて、やはりどういう結末になるのか不安な部分があることは否めないですよね。
あと、アニメに関しても、確かに詰め込みはある程度は仕方ないですが、じっくりやって欲しいという願いはあります。
ちなみに、先ほど8話を鑑賞したのですが、スルーされていた吉澤の前髪の下りが回収されてました。
残り4話で、どこまでやるのか、どう終わるのかがまだまだ分かりませんが、楽しんで視聴していきたいですね!