恋は雨上がりのように最新第65話のネタバレ感想と考察。高校駅伝を見に京都に来たあきらたち。

恋は雨上がりのように65話 あきら、はるか、ともえ
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第65話
恋は雨上がりのように65話 駅伝選手たち

第64話のおさらい

恋は雨上がりのように64話 ユイと吉澤
いつものように吉澤に散髪を頼まれたユイは意を決して吉澤を食事に誘う。

お礼をするのはいつも髪を切ってもらっているこちらの方だ、と吉澤が自分が奢るとユイを誘う。

どこに行こうかと考える吉澤に、赤レンガを提案するユイ。

あっさり赤レンガに行くことを決断する吉澤をじっと見つめるユイは心の中で快哉を叫ぶ。

あきらにその旨を報告し、ユイは、あきらに選んでもらったヘアピンに似合う髪型を姉に聞く。
恋は雨上がりのように64話 ユイ
デート当日、待ち合わせた二人。

いつものガーデンでのユイとは全く違うユイの髪型や服装に戸惑う吉澤。

デートは雰囲気良く進んでいき、戸惑っていた吉澤も、ドーナツを頬張るユイにいつものユイの姿を見出し、徐々に敬語がとれていく。

それを喜ぶユイ。

髪型のセットのためにお手洗いに行くと吉澤に告げるも、吉澤はあらぬ方向を見ている。

その視線の先にはあきらを思わせる黒髪ロングヘアーの女性がいた。
恋は雨上がりのように64話 ユイと吉澤
お手洗いで髪を直し、いざ吉澤への告白に向け、ユイは心の準備を整える。

日も落ち、ふたり、海に向き合っている。

ユイはバッグからプレゼント包装したマフラーを取り出し、吉澤にプレゼントを持った両手を伸ばす。

吉澤はユイに向き直り、深く一礼してからユイの隣を駆け抜けていく。

フラれたユイは走っていく吉澤を見る事すらせずその場に立ち尽くす。
恋は雨上がりのように64話 ユイと吉澤
ユイから結果報告がないのに加え、そもそも既読すらつかない状況を心配するあきらだったが、あきらもまた誰かと待ち合わせていたのだった。

前回64話の詳細は以下をクリックしてくださいね。

恋は雨上がりのように最新第64話のネタバレ感想と考察。ユイが吉澤に勇気を出して...
第64話第63話のおさらいあきらの部屋で一緒にマフラーを編んでいるユイ。完成した! と叫び喜びを噛み締める。クリスマス前にマフラーを渡そうかかなというユイの相談...


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第65話

おまたせ、とあきらの背中に呼びかけたのははるかだった。

 

遅れて、あきらの叔母であるともえが急いでトイレから帰って来て二人に駆け寄っていく。

恋は雨上がりのように65話 あきら、はるか、ともえ

まぁ、前回の終わり方には明らかな「引き感」が意識されていたけど、あきらの平常心を保った表情から待ち合わせの相手が近藤じゃないことは分かっていた。

 

ちょっとがっかりもしたけど、正直安心したかな。

新幹線で京都へ

新幹線車内。

窓側からあきら、はるか、ともえの順番で三席並んで座っている。

 

保護者としてあきらとはるかを引率しているともえは、京都は久々、と笑顔で缶ビールをあおる。

 

急に誘ったことをあきらに謝るはるか。

あきらは笑顔で大丈夫と答える。

 

スマホ画面に「全国高等学校駅伝競走大会」のプログラムが表示されている。

発走時刻を10時20分だと確認する二人。

 

あきらは、ともえが何か本を読んでいることに気づく。
「ともえちゃん何読んでるの?」

最近ハマってる、とちひろの小説「波の窓辺」を見せるともえ。
映画化するんだって、と続ける。

あきらは「波の窓辺」を見て、図書館で近藤が借りた本について聞いた際に。友人が書いた本、と説明されたのを思い出す。

恋は雨上がりのように65話 あきら
面白いの? とともえに聞くあきら。

ともえは、面白いよ、と即答し、貸そうか? と問われたあきらは、うん、と頷く。

なるほど、高校駅伝を見に、ともえの引率で京都に向かっているわけか。

 

ちひろの小説がともえに読まれている。

 

あきらはちひろのことを直接は知らないが、近藤が興味を示したものは気になるよなぁ。

 

どこにでも売ってるであろう小説でその気になればすぐにチェックできるとおもうが、多分、忘れていた、もしくは忙しかったからだと理解しておこう(笑)。


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高校駅伝

京都駅から出てくる3人。

 

ともえがあきらとはるかに先にホテルに荷物を置いていこうと提案する。

 

街頭が人で賑わっている。

 

道路に並んでいるユニフォーム姿で鉢巻をしている女の子たち。

恋は雨上がりのように65話 駅伝選手たち

「今どのへん走ってんだろ――♪」
表情が輝いているはるか。

 

アンカーじゃなくて第一中継所がみたいの? というともえがはるかに問いかける。

 

はるかは、高校駅伝が第一走者が最も長い距離を走るためエースが走る「花の一区」だからだと答える。

 

途中経過の順位に興味津々のはるか。
興味の無いともえはその辺でお茶してるから終わったら連絡して、と立ち去る。

ともえは引率だから遠慮しなくていいわな。

興味が無いのは仕方ない。

あきらは隣で笑顔のはるかを見ている。

恋は雨上がりのように65話 あきら、はるか

「はるかって本当に長距離好きなんだね。」
はるかを見ながら語り掛けるあきら。

 

好き好き~! と笑顔をあきらに笑顔を向けるはるか。
「おばーさんになっても好きだと思う!」

はるかは、自分の実力があればさらに楽しいんだろうけど、観るだけでも幸せと笑顔になる。
「…ってこんな話山本先輩としたなァ…」

 

山本先輩って? と問うあきらにはるかは、サッカー部のだよ、と答える。

 

少しの間のあと、はるかがあきらに陸上が好きでしょ? と問いかける。

あきらはうん、と肯定し、好きだよ、と答える。

 

あきらの横顔をじっと見ているはるか。
脳裏に山本先輩の言葉が浮かぶ。

(才能あるヤツはそれだけじゃだめなんだろうな…)

好きだけじゃだめなの? とあきらに問いかけるはるか。

そこへ、あきらとはるかのすぐ近くから大きな声が二人の会話に割り込むように聞こえてきて二人の会話が中断される。

恋は雨上がりのように65話 はるか

イケメンっぷりが有名な山本先輩。

 

でもあきらはまるで興味なし。

あきらはたとえイケメンでも本当に興味が無い人のことは覚えないんだなぁ。

 

イケメンで有名なら、存在くらい覚えておいてもいいとおもうけど……(笑)。


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京都で偶然の出会い

 

そこにはみずきとその友達二人がいた。

 

関係者枠で見るべきだった、というみずきに、あんたが来るか分からなかったから応募しなかった、というメガネの友達。

そういうものなのか、と友達に何の気無しに問うみずきは、ふと前を見ると、振り向いているあきらとはるかと目が合う。

恋は雨上がりのように65話 あきら、はるか、みずき

え…、と戸惑い気味のあきらとはるか。

 

落ち着きのなくなるみずき。
隣のメガネの友達が不思議そうにその光景を見つめている。

みずきがあきらとはるかに向けて叫ぶ。
「なんで京都に、おりはるんですかァー!?」

 

至近距離での大声に耳がキーンとなるあきらとはるか。

 

京都出身だから関西にいてもおかしくはないとはいえ、ここまでバッタリ会うと縁だよなぁと思う。

 

なんで橘先輩がここに? と混乱しているみずき。

橘? とメガネの友達が呟き、ロングヘアの友達があぁ! と手を打つ。
「いつもみず吉がメッセで言ってる橘先輩!」

あの憧れの、と得心するメガネの友達。

 

倉田さんは地元が京都だっけ、笑顔のはるか。

 

みずきは混乱しつつも、昔通ってた高校の応援に来たと説明する。恋は雨上がりのように65話 あきらたち

そんなのはどうでもいい、と強引に話をぶった切るみずき。
あきらに伝えたいことがある、と続ける。

 

え、何? と無表情のあきら。

 

みずきは、あきらをしかと見据えて、吠える。
「こないだのウチの走り、あれは本領とちゃいますっっ!」
「あのときは橘先輩がフイうちで見てはったからキンチョーして…!!」

本当はもっと走れる、あれは自分の実力ではない、と両手で顔を覆って必死に訴えるみずき。

恋は雨上がりのように65話 みずき

「競技場でご一緒するときは100%のウチで走りますんで…!!」

 

(”ご一緒する”…あきらが復帰するのを前提に話してる…)
はるかはみずきをじっと見つめている。

みずきがあきらの復帰を全く疑っていない。

 

はるかからしたらありがたい援護射撃か。

 

あきらも特に否定する様子もないし、多分復帰することは予想がつくんだけど、もう少しで復帰しそうだなあぁ。

 

少なくとも夏の大会には出るだろうから、年明けには復帰して練習しないと戦うのには厳しいんじゃないか。


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さらに話そうとするみずきの口を二人の友達が押さえる。

 

お邪魔だから、と別の場所へ移動していく3人組。

ワァッ、と歓声が上がる。

 

あきらとはるかが振り向くと、中継所に次々と走ってきたランナーがたすきリレーを行っていた。

 

あきらがみずきの言葉を否定する前にみずきたちは二人の前からいなくなった。

果たしてあきらはいつ復帰するのか。

 

京都を楽しむ3人

あきらとはるかが喫茶店のガラス越しに中で本を開いているともえと目を合わせる。

 

金閣寺を提案するともえ。
はるかは金平糖を提案する。

 

金閣寺を見る3人。

恋は雨上がりのように65話 あきら、はるか、ともえ

老舗の佇まいをしている店の店頭に並ぶ金平糖。

一袋手にとって、家にひとつ買っていこう、と上機嫌のはるか。

 

あきらはコートのポケットを探り、スマホを取り出す。

あきらは、ユイに送ったメッセにまだ既読がつかないのを確認する。

恋は雨上がりのように65話 あきら

 

今話でユイの様子が分かると思ったんだけど、まだ引っ張りますか。

ユイがどれだけ落ち込んでるか、なんか怖くなってきた。

いつも明るいだけに闇に支配されたユイは見たくない……。

 

「好きってだけじゃだめなの?」

SPIHOTEL。

 

大浴場に入っている3人。

ともえは、クリスマスイブに京都なのもオツでいい、と湯船のヘリにもたれている。

小さい双子がいるからクリスマスは忙しいんじゃない? とあきらがはるかに問いかける。

翔太に全部押し付けてきた、と笑顔のはるか。

 

サウナに行ってくる、とともえが湯船から出て行く。

恋は雨上がりのように65話 あきら、はるか、ともえ

 

APAHOTELかな(笑)。

話に関係ないけど、この3人を見て、いい休日を楽しんでて羨ましいと思った。

 

はるかがあきらに問いかける。
「あきらこそクリスマス向こうにいなくていいの?」あきらは、え? とはるかを見る。 

「編んでたマフラー…クリスマス、誰かにあげるためだったんじゃない…?」

 

頬を赤くするあきら。

はるかから視線を逸らし、躊躇いがちに、うん、と答える。
「なんか…本当に渡してもいいのかなぁって思って…」

 

湯船に視線を落としたまま、そーなんだ、と相槌を打つはるか。

あきらは天井を見たまま、うん、と答える。

 

あのさ、あきら…、と言い辛そうに切り出すはるか。

うん、と返事するあきら。

 

(好きってだけじゃ)

「お昼に話してたことなんだけど…」

(だめなの?)

はるかの言葉は実際の言葉にはならず、湯船にいる二人の表情は徐々に赤くなり、茹っていく。

恋は雨上がりのように65話 あきら、はるか

「何やってんのあんたたちは。」

 

のぼせてしまったあきらとはるか。
タオルをかけられ、更衣室のベンチに寝かされている。
修行が足りん、とともえは二人をうちわであおぐ。

 

天井を見たまま何かを考えているあきら。

 

「好きだけじゃだめなのか?」

陸上も恋も好きだけでは取り組んではいけないのかということだろう。

 

恋に関しては割と初期ではあきらは近藤に対して突っ走っていたと思う。

でも最近は割と抑制的だよね。

もちろん近藤のことは好きなんだけど、なんかちょっと冷めたか? と思える時もある。

 

あきらと近藤の関係に関しては、ちょっと物足りなさも覚える今日この頃。


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仕事中の近藤の携帯が光る。

近藤が携帯を開くとあきらからのメールが来ていた。

恋は雨上がりのように65話 近藤

橘です

店長、メリークリスマス!
今わたしは京都にいます。
金閣寺がきれいでした。

「京都!?」と驚く近藤。

ガラケーのため、メール下部に画像が添付されているがバツがついてしまって開けない。

感想

ガラケーの悲哀。これすっっっごく良くわかる。

 

スマホの友達からの添付画像は開けないし、顔文字も表現される事無く、無機質な代替文字になってしまう。

 

ガラケーあるあるです。

 

とりあえず、あきらは近藤とのクリスマスは諦めたようだ。

恋愛のイベントとしては最高のものをスルーするあきら。大丈夫か?

 

でも正月の初詣とかで何か進展があったりするかもしれない。楽しみ。

 

それよりまずはユイだ。

 

フラれてショックに決まってる。
これを、あきらのせいだ、とあきらを恨むモードになってたら怖いなぁと思う。

 

ユイはあきらのことを見ている吉澤に気付いていたから、吉澤が好きな人があきらだって気付いてるはず。

というか、そもそも吉澤がユイを振る時にあきらが好きなことを吉澤が口に出したかもしれない。

ユイがあきらにメッセを返信はおろか、読みさえもしないのは、そもそもそういうことではないのか?

ケガをして以来、自分にしっくりくる居場所を失っていたあきら。

せっかくガーデンでのバイトを通じてユイととても仲良くなったのに、悪気はなかったとはいえ、吉澤の存在によって楔を打たれてしまうのか。

 

多分次の話で真相が分かるはず。楽しみにしたい。

以上、恋は雨上がりのように 第65話のネタバレ感想と考察でした。

次回、第66話に続きます。

第66話の詳細は以下をクリックしてくださいね。

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