倉田みずき(くらた みずき)
初登場は第40話。
高校1年生。
京都出身神奈川在住。たまに京都弁が出る。
南高の陸上部所属。種目は短距離走。
新人戦200m記録保持者。
喜屋武はるかの弟翔太が同じ学校の中等部にいる。
中学3年生の時に京都から神奈川に転校し、高校の陸上記録会でぶっちぎりで1位になったあきらの姿を見て憧れるようになった。
友達には、みずきがあきらのことを常に考えていることを知られている。
中学2年の時にアキレス腱を切ってしまったが、リハビリの末、ケガをする前よりもぐんとタイムを伸ばし、高校1年生の今ではあきらに肉薄するほどの実力を身につけた。
あきらの陸上復帰を心から願う一人。
翔太相手に感情が爆発するとネコ化する。
各人物、キャラとの関係性
橘あきら
あきらのファン。あきらの事を尊敬し、憧れ、崇めている。
翔太が「あきらちゃん」と呼ぶことも許さない。
憧れのあきらの意外な姿を知る
40話で、ある日ガーデンであきらから接客を受け、あきらが陸上の練習ではなくバイトをしていることを偶然知る。
何故陸上をせずバイトをしているのかとあくまで自然にあきらに疑問をぶつける。
何も答えられずにキッチンに引っ込むあきらをずっと見つめ続け、レジで会計する際も働くあきらの姿を目で追っていた。
45話、はるかの弟の翔太から情報を得たみずきはあきらが自分と同じアキレス腱のケガをしたことを知り、ガーデンに押しかけてゴミ捨てのために事務所の外に出たあきらに走力を見せつけた。
あなたには関係ないというあきらにみずきは自分があきらに憧れていること、2年前にアキレス腱を断裂したことを告白。
みずきはあきらにアキレス腱をケガした後でも走れるということを行動で伝えた。
みずきの事が気になったあきらは46話ではるかからみずきの情報を得て陸上へ気持ちが向くようになる。
あきらの陸上復帰に手応えを感じる
61話、突如南高のグラウンドにあきらが現れる。
みずきは、あきらが陸上に意識が向いたことを密かに喜び拳を握る。
あきらの注目の中、記録をとるために走るが、緊張の為に、直前に自己新記録に肉薄する記録を出していたにも関わらず凡走で終わる。
憧れの人を前に戸惑ったみずきだが悪い気はしていなかった。
みずきは65話で、京都に高校駅伝を見に来たあきら達と遭遇する。
興奮したみずきはあきらにこの間、あきらに注目されていた中での走りは自分の本当の実力ではないと主張する。
そして、みずきは自分の顔を両手で覆い、今度一緒に走るときは100%の自分で走るとあきらが復帰すること前提で伝える。
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喜屋武はるか
53話、南高との合同練習で新キャプテンを名乗ったはるかに対してみずきが、何故あきらが陸上部に同行していないのかと軽く喧嘩腰で尋ねるが、はるかはみずきに気圧されたように目を伏せて答えに窮する。
みずきにあきらとどこで会ったのかと問い、はるかはそこで初めてあきらがガーデンで働いていることを知る。
はるかには、みずきの目があきらと同じ高校にいながらあきらがバイトにうつつを抜かしていることを咎めているかのように見えていたのかもしれない。
喜屋武翔太
45話で、みずきは翔太に対して高圧的な態度で接している。
翔太もまたみずきの事を警戒している。
尊敬してやまないあきらのことを、翔太が「あきらちゃん」と呼ぼうものなら尻尾をおっ立てて、強力なヘッドロックをかける。
みずきにとって、翔太はあくまで尊敬するあきらの情報を知るための情報源だという扱いに過ぎない。
みずきはヘッドロックを駆使して翔太から情報を搾り取る。
そして、そこで得られた、あきらがアキレス腱をケガしたという情報はガーデンであきらに自身の走力を見せるきっかけとなった。
翔太からしたら困った存在だが、みずきにとってはあきらに気安いところが気に入らない点以外は今のところ役立っているという認識だろう。
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