恋は雨上がりのように近藤正己のプロフィールと各人物との関係性

恋は雨上がりのように39話 近藤
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恋は雨上がりのように48話 近藤

近藤正己(こんどう まさみ)

1月15日生まれ。

早稲田大学卒業。

ファミリーレストラン「ガーデン」元住吉店の店長。45歳。

1度の離婚歴があり相手はみどり。
息子の勇斗はみどりに引き取られているが、度々理由をつけては近藤に会いに来る。

小説を読むのも書くのも好きで、小説家を目指していた。

ガーデンの店長になった今も、アパートの一室が書斎になっており、机の上に原稿用紙があることから作家になることを捨てきれていない。

優しく誠実な人柄だが、抜けた部分が目立つために、他の店員からは店長としてはあまり頼りないと思われている。
しかし嫌われてはいない。

女子高生の橘あきらに好意を抱かれており、本人はそれに戸惑いを覚えながらも、あきらと時間を過ごしている内に徐々に惹かれていく。

各人物、キャラとの関係性

橘 あきら

1話ではおっさんの自分が好かれているなどとは思わず嫌われていると思っていた。

怪我をしたあきらの見舞いに行き、あきらの家の近くを迷ったいた際に偶然あきらと出くわして入ったファミレスで、あきらに突然告白されても、それがまさか男として好きだということとは夢にも思わず、ありがとう、と笑顔で反応し、結果的に受け流してしまう。

あきらから告白を受ける

しかし8話で、近藤に告白したにも関わらず思うように伝わっていないことにもやもやを覚えたあきらに、雨の中をずぶ濡れになりながら訪れたガーデンの事務所で真正面から告白される。

恋は雨上がりのように7話 橘あきら

ここでようやくあきらが自分の事を男として見ていることに気づく。

あきらとデートしても自分は若くないと近藤はあきらとの恋に目が向かない。

それに気づかず、あきらは近藤とのひと時を楽しむ。

あきらは積極的に、近藤の息子勇斗を近藤のアパートに送ったのに乗じて部屋に上がるなど近藤の事が知りたくてしかたがない。

近藤からはそういったアプローチは無いが、あきらからは度々、連絡先を聞かれたりと徐々に距離は縮まっていく。

あきらを抱きしめる近藤

24話で近藤から思わぬ冷たい言葉を浴びせられた翌日、風邪で休んでいる近藤の様子が気になり、台風の中近藤のアパートを尋ねる。

25話では招き入れた近藤はあきらの話から自分の冷たい対応を反省し、むしろあきらに感謝を伝える。

近藤は、安堵で泣き出したあきらを思わず抱きしめる。恋は雨上がりのように25話 近藤とあきら

恋愛という軽薄な言葉では表せない、あきらを思いやる気持ちが近藤に行動させた結果だった。

抱きしめてしまった以上、関係性の進展を期待するあきらに戸惑い、友達としてのハグだと、と苦しい理由づけをする。

しかし、めげないあきらの奮闘により、友達なら連絡先を知ってるはずと近藤はメールを聞き出される。以降メールのやりとりもするようになる。

勇斗の誕生日の飾りつけを手伝ってもらって、参加してもらったり、そのお礼とあきらがリクエストした海浜公園に一緒に行ってみたりと少しづつ二人の距離は縮まっていく。

自分を受け入れられている事を実感し、あきらへの気持ちに気づく

本好きの近藤はあきらから古本市に誘われる。

本に夢中になってしまってあきらを放っといてしまったことを反省した近藤を、そういうところがもっと見たい、とあきらは受け入れる。

近藤は欲しかった言葉をくれるあきらに気持ちが傾いていく。

第56話で、近藤はついにあきらが好きだと言う事を自覚する。
近藤

その後、あきらが出てくる夢にうなされるなどあきらへの思いに苦しみ、あきらをあからさまに避けたりもするが、動じないあきらに圧され気味(笑)。

九条 ちひろ

図書館で会ったあきらに借りさせてもらった本「海辺の窓」を読んだことをきっかけに近藤が連絡をとった。

高田馬場で再会した時の事がお互いに楽しかったのか、以来、何度か会って他愛ない会話を楽しんでいる。

恋は雨上がりのように31話 近藤とちひろ

しばらく会わなかったことで、お互いに大切な友人だったのだと改めて感じたのではないか。

橘あきらという人物に対してためらいメールをしていることからその人物に興味を持ち、丁度近藤は留守だったが、ガーデンを尋ねる。

橘あきらが17歳の女子高生であったことをちひろに知られたことに近藤はショックを受けている。


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加瀬 亮介

近藤から加瀬への明確な気持ちの表明は見られないが、加瀬の立場から見れば基本的に近藤は加瀬に舐められている。

近藤は飲食店でキッチンを担当する以上、何度も加瀬の長髪を注意しているが、加瀬には店の人手不足という弱みを見抜かれており、雇用が切られることはないと分り切っているから加瀬は長髪はそのままで一向に切らない。

そして、加瀬自身とても要領が良く、仕事をてきぱきこなすこと、それにプラスして近藤自身の優しい性格もあって、近藤は加瀬に強く出られない。

ただ、加瀬に対してやりにくいとは思っているかもしれないが、決して嫌ってはいない。

いつも近藤ばかりがやられているわけではない。

植物園で姉の珠子にコーヒーをかけられ、加瀬が内心でダセーと罵倒しまくっていた近藤のトレーナーを貸すことになり、知らず知らずの内に加瀬にダメージを与えている(笑)。

加瀬は、近藤があきらに好かれていることを知るほぼ唯一の人間だが、近藤は加瀬にはバレていないと思っている。

なお、パソコンのファイル保存容量が足りなくてどう対処したらいいか分からない近藤に変わってパソコン操作をしてあげるくらいのことはするようだ。

吉澤 タカシ

バイト帰りのあきらに駆け寄る吉澤を見て、自分の若い頃の姿を重ねたこともある。

そのシーンを見て以来、あきらと吉澤が付き合っていると勘違いしてあきらにそれを指摘したら猛烈に怒られたのでとっくにその勘違いは解消している。

吉澤にあきらと付き合ってるのかと問われたら、きっと吉澤は天にも昇る気持ちだっただろう(笑)。

近藤の性格は、ガーデンの男メンバー、加瀬、吉澤、大塚で言えば間違いなく吉澤に近いから、どこか気が合うと感じているのかもしれない。

ガーデンでバイトするようになり、髪型で注意するとすぐに前髪をパッツン状態にしてでも対応してくれたので吉澤のことはとてもかわいいと思っている。

恋は雨上がりのように15話 吉澤と近藤

西田 ユイ

あきらとユイの会話の中で、クサイと堂々と指摘されてしまったことでガックリさせられた。恋は雨上がりのように3話 近藤とあきらとユイ

店長と話すときは口呼吸してるから、とあっけらかんと言い放つユイを目撃するが、その後ユイから避けれられている様子もなく、また近藤も嫌ってはいない。

ユイに嫌われたニオイに関しては、近藤の使っているヘアトニックが原因。

吉澤とのデートに向けてあきらと買い物に出た際に出会ったトニックを嗅いで店長のクサイやつ! と叫んだことからも、それは確定! ……と言って良いと思う……。

とりあえず加齢臭がクサイというクリティカルな指摘ではなかったみたいだから、近藤にはあまり落ち込まないで欲しいところ。

ただ、近藤はそれを知らないから、ユイに対してニオイにはちょっと気を付けているかもしれない。


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久保

完全に捕食者と獲物の関係(笑)。

恋は雨上がりのように26話 近藤と久保

もちろん久保が近藤を一方的に食い散らかす側。

近藤がヘマをする度に強く問い詰め説教を繰り返す。

ただ、近藤は久保を頼りにしており、久保もまた近藤の留守をしっかり守る。

おそらく、近藤は久保に対して、非常に仕事の出来る人として支えてくれている事への感謝の気持ちを伝えているのではないだろうか。
……いや、そんな器用じゃないか(笑)?

リーダーシップに関するビジネス書を読んでるし、そういう記述は目にしているはずだけど……(笑)。

とにかく、一応近藤を店長として認めて、店を支えてくれていることは間違いない。

大塚

あまり会話している場面は出てこない。

社員として働いているので、少なくともバイトのあきらたちよりは近い立場としてやりとりする場面はあるだろう。

人手不足のガーデンで、キッチンをしっかり守っているのでとりあえず店長の近藤を盛り立てることに不満はなさそうだ。

ただ、パチンコで給料をスッてしまうことを吉澤に大っぴらに話している辺り、やはり近藤は社員であっても厳しく指導しているわけではなさそうだ。

生活態度にまで口を出さないのか、それとも出せないのか(笑)。

喜屋武 はるか

元住吉近郊での祭りの際にあきらと会話しているところを目撃されているが、その時点では近藤ははるかのことを知らない。

47話、スポーツ用品店で勇斗の靴を選んでいた時にはるかに話しかけられ、近藤にとっては初対面のはずなのに結婚しているかどうかを聞かれた近藤は、混乱しながらも素直に既に離婚していると答える。

恋は雨上がりのように47話 はるかと近藤

勇斗の靴選びに関して有用なアドバイスをもらえたことで近藤ははるかに感謝する。

感謝されているにも関わらず、近藤のことを、あきらを誑かしている悪人だと見ているはるかはにべもない態度を崩さない。

しかしその後、はるかが落とした、バッグにつけていたまるみーキーホルダーを拾った勇斗と一緒にはるかに渡した際に近藤がはるかにアキレス腱が切れた選手がその後走れるようになるのかと暗にあきらの事を心配する様子を見せたことで、その後、近藤を見るはるかの態度はいくらか軟化した。


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みどり(勇斗の母)

近藤の元妻。

息子の勇斗を近藤に会わせているが、直接近藤と会ったのは勇斗が交通事故に遭った報せを受けた近藤が病院に駆け込んだ時にバッタリ遭遇した一回。

その時は決して険悪な雰囲気になることもなく、そっけないが、素直に勇斗の危機に駆け付けたことを感謝している。

恋は雨上がりのように62話 近藤とみどり

短いやり取りだったが、別れ際には笑顔で近藤に手を振る程度には良好な関係を保っている。

今後、近藤とのエピソードが出てくる可能性あり。

橘あきらの母

近藤が直接会話している描写は無し。

あきら経由でようかんのお礼が伝えられた程度。

もし近藤とあきらが付き合うということになれば近藤はこの母親を乗り越えなくてはならない。

加瀬 珠子

作中でも、もっとも気が合っていると言っても良い、平和そのものの組み合わせ。

恋は雨上がりのように36話 近藤の車の中

植物園で一緒に回ることを提案したのは珠子。作中で描写は無いが、恐らく快諾したのは近藤であろうことは容易に想像がつく。

植物園以外では会った描写無し。

個人的にはもっと絡みが見たいコンビ。
あくまでカップルではなくコンビ(笑)。

諸星

ガーデンにスマホを忘れた客に届けようとして足を痛めたあきらを、あきらの誘導で諸星の病院に運んだ際に会っている。

 

あきらが心配で、大声であきらの足のケガの具合を諸星に尋ねた。

落ち着いてください店長さん、と窘められている。

恋は雨上がりのように5話 あきらと近藤

倉田 みずき

あきらが接客しているところを見たことがあるだけで会話したことは無し。

町田すい

面識なし。作品も読んでおらずちひろが話題にする前までは作家ということすら知らない。

ちひろが理解できないと言っていたと認識している。

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