恋は雨上がりのように28話のネタバレ感想と考察。三笠家に行く。父、正志の前での子供っぽいあきら。

恋は雨上がりのように28話 あきら
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第28話
恋は雨上がりのように28話 あきら

お盆で父方の実家である三笠家に行くあきら。正志と会い、子供っぽくなる。

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三笠家にて ~ 父と再会

お盆で父方の実家である三笠家に来たあきら。

出迎えてくれるのはおばあちゃん。

「あら―――――よく来たわねェ。」
恋は雨上がりのように28話 おばあちゃん

「あきらちゃん。」
「また背伸びたんじゃない?」
「元気にしてた?」
あきらの手をとって笑顔であきらに問いかける。

「うん。おばあちゃんは?」

「元気元気。」
「サエ子おばさんも来てるよ。お線香あげといで。」

「うん。」

仏壇に線香をあげているあきら。

あきらを見ながら兄さんにも見せたかった、ホント大きくなったと口々に言う三笠家の面々。
恋は雨上がりのように28話 あきらと三笠家

「そうね…残念ね…」

「人を死んだみたくいうな。」現れたのはあきらの父、正志。

「あら、正志」とおばあちゃん。

「なんだ兄さん来たの。」とサエ子。

三笠家の面々は女性が強いらしい。父、正志に対する扱いがキツい。

父と並んで座るあきら。
「仕事で来れないんじゃなかったの?」

「お前こそ来ないのかと思った。」
恋は雨上がりのように28話 あきらと父

行くと事前にメールしていたあきら。

ホント? とガラケーを開いた正志。

あきらは、携帯の調子が悪いと言う父にスマホに変えたら? と言う。

父にだから言える。近藤には同じセリフとても言えない。

これがあきらの素の姿なんだろう。


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迎え火をするあきらの様子を見てすっかり大人よね、とサエ子。

そうかー? と正志。

スイカを食べて帰ろうとするあきらと正志。

おばあちゃんがあきらに小遣いを渡す。

遠慮するが正志が子供は遠慮すんなよ、とありがたく貰うように促す。

ありがと、と言って受け取るあきら。

親はいつまでも子供扱い。そういうもんだ。

食事する父子

天ぷらののれんがかかった店に入る二人。正志が天丼を二つ頼む。

正志がスマホを見ているあきらに友達とメールか? と問いかける。

あきらは別に、と返す。

この会話にならない感じ……。別に、の使い方。
実の親子ならではだよなぁ。なんかリアル。

学校はどうだ? と聞く正志にあきらはバイトはじめた、と答える。

何のバイトか問う父に天丼を食べながらはみれふ、と答えるあきら。

ファミレスと問い返す正志。
恋は雨上がりのように28話 あきら

足は平気なのか、という問いにもあきらはうん、と短く返す。

「彼氏とかできたのか?」

「は!?」

あきらの剣幕に正志はいや…彼氏…とか…とトーンダウンする。

「いないよ!」あきらが語気強く答える。

「……」しかし自分で言った答えに納得していない様子のあきら。

「でも、友達はできたよ。」正直に答える。
恋は雨上がりのように28話 あきら

「男友達?」正志が問いかける。
恋は雨上がりのように28話 三笠正志

そのタイミングであきらがししとうを食べる。

辛いと顔を歪めるあきら。
恋は雨上がりのように28話 あきら

その後も聞き直す様子もなく、正志はあんみつを頼む。

質問に答えてない。偶然かもしれないけど男友達かどうかという質問をかわしたと言える。

狙ってやったわけじゃないだろうけど。


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あたし、もう子供じゃないよ

店を出ると、ひと降りきそうだ、という正志。

正志の指摘に、あきらは空を見上げる。

お前どうやってきたんだ? という正志にあきらは駅から歩きだと答える。

でもカサ持ってるから、とバッグから取り出してる間に正志がタクシーを止める。
恋は雨上がりのように28話 あきらと父
「いいよ。歩くから。」というあきらにいいから乗れという正志。

タクシー代を渡す正志にあきらはおばあちゃんからもらったから、とことわろうとするが、いいから、と持たせる。

「子供はそんなこと気にしなくていいんだよ。」
あきらは正志から渡されたお金を見ている。

「お父さん。」あきらは正志を見上げる。

「うん?」

「あたし、もう子供じゃないよ。」

そんなあきらの頭にぽん、と手を乗せる正志。
恋は雨上がりのように28話 あきら

子供じゃない、というセリフ自体が子供のセリフなんだよ。

微笑ましい。

「じゃあ運転手さん、お願いします。」
あきらに向けて正志が手を掲げる。
「あきら、またな。母さんによろしく。」

タクシーが発進する。

小さくなっていく正志が手を振っている。
恋は雨上がりのように28話 三笠正志

あきらが前を向く。
フゥッと軽く前髪を吹き上げるとポン、とスマホが鳴る。

近藤からのメールの返信だった。

Re:橘です
2014年8月13日 17:37
>橘です。
登録よろしくおねがいします。
あと、この間のタクシー代
こんど返します。
近藤です。了解しました。
タクシー代は気にしないでください^_^

文面を見てわずかに頬を紅潮させる。
恋は雨上がりのように28話 あきら

(子供じゃないもん…)

あきらはさっき正志にぽん、と撫でられた部分を触るように、右手を頭に添える。

子供にカテゴライズされてしまうことが近藤との障壁になっているなら、早く大人になって近藤に近づきたいということだろうか。

近藤からも正志からも似たような形であきらは大切にされている。

早く大人になれ、とも子供でいろ、とも言えないなぁ。

以上、恋は雨上がりのように28話のネタバレ感想と考察でした。

次回29話の詳細はこちらをクリックしてくださいね。

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